【2019年キャンプレポート沖縄篇・4日目】
キャンプも終盤に入り、今日は日曜日と言う事もあり殆どのチームはオープン戦で、今回は巨人‐日本ハムを視察。朝から雨、残念ながら両チーム室内で練習になってしまった。
これが逆に、レギュラークラスの打撃練習を真後ろで見ることが出来、あらためてプロ野球選手の技術の凄さを感じてしまう!(笑)
私も15年前までは、この場所でやっていたんだよな~(◎_◎;)
先ずは、原監督にご挨拶。
そして時間もぴったり!阿部、亀井、丸、陽選手の打撃練習が始まり、丸選手に注目!
直ぐ真後ろで見ることが出来、やはり日本のトップクラスの打者。投手の投げるどのコースに対しても、身体が素直にボールに入っていく。そしてステップした時点で間があり、多少タイミングがずれても、しっかりスイングが出来て芯で捉えられている。
またインパクトが強く、その音も凄まじい。
見ていて一番感心したことは、打撃練習の考え方かな。
丸選手は、ティー打撃から一球一球丁寧に、練習も試合も同じ気持ちで取り組んでいる。少なくとも私はそう感じた。(坂本選手も同じだった。良い打者に多い)
野球をやっている子供たちも、丸選手のように取り組んで欲しい。
日ハムの練習が始まり、先ず新外国人の台湾の4割打者(2016、17年)、王選手のティー打撃に注目。
関係者に話を聞いた通り、トップが小さく、下半身の回転でスイングしている。
日本人でこのような感じでスイングしている選手は少ないかな。
小さなトップから、始動開始、グリップエンドが身体から離れずに自分のポイントまでコンパクトにヘッドを持って行く。
体重移動が大きく感じるが、ステップした時点でもグリップエンドはまだ左肩の後方にあり、ボールを見る形(間がある)は崩れていない。
打撃練習を真後ろと正面から見ることが出来た。
どのボールに対しても、反応、バットコントロール良く、自分のポイントをしっかり持っている。スイング軌道はインサイドアウトで打球はセンター中心。ローボールヒッターに感じた。
台湾の成績を少しチェック。500打席以上立っていて、長打のある選手で四球が50と少な目。初球からどんどん振ってくる選手かな。
台湾の投手のレベルは分からないが、日本の投手は高めを突くことが上手でコントロールも良い。そのボールに対してどう反応していくのか、今後の王選手に注目したい。
ちなみに、今日のゲームでも適時打を放ったが、足に自打球を当て2打席で交代した。
2年目の清宮選手。昨年のルーキーイヤーは150打席で7本塁打。
やはり高卒2年目のスイングではないな!(@_@)
グラブは別として、バットを持った時の清宮選手は迫力があり、打席の雰囲気は流石。
昨年に比べ、身体も大分絞れているのに大きく感じた。キャンプも二年目、少しは余裕もできて調整も上手くいっているのでは。
清宮選手、今シーズンは、ホップ、ステップ、ジャンプのステップになりそう!まさかのジャンプだったりして(^O^)
ゲームでは、1打席目は完璧に捉え右中間へ。いった~!と思いきや、逆風もあり丸選手のフェンスにぶつかりながらの大ファインプレーで8フライ。
一瞬ヒヤッとした。
選手の皆さんは、こまできての怪我には注意して、元気な姿で家族に会いたいですね。
キャンプ打ち上げまでもう少し!頑張って行こう!