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	<title>スコアブックの余白 | アスリート街.com</title>
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		<title>Vol.52子どもの心は、どう守れるのか　メンタルトレーナー的視点から</title>
		<link>https://www.athletegai.com/2026/06/30/column-vol52/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[athletegai]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 30 Jun 2026 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[スコアブックの余白]]></category>
		<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[少年野球]]></category>
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					<description><![CDATA[■まだまだ多い「子どもの気持ち」をわかっていない大人 　アマチュア野球の現場を取材していると、大人が子どもにかける言葉の多さに、ふと考え込むことがある。グラウンドで、ベンチで、試合の帰り道で。励まし、助言、ときには叱責。 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<h1 class="p1">■まだまだ多い「子どもの気持ち」をわかっていない大人</h1>

<p style="margin-bottom: 5px;">
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</p>

<p><span style="font-weight: 400;">
　アマチュア野球の現場を取材していると、大人が子どもにかける言葉の多さに、ふと考え込むことがある。グラウンドで、ベンチで、試合の帰り道で。励まし、助言、ときには叱責。そのどれもが子どもを思ってのものだと分かってはいるのだけれど、本当にいまそれは必要なのだろうか、と立ち止まりたくなる場面が、正直に言って少なくない。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　先日、あるメンタルトレーナーの話を取材で聞く機会があった。プロからアマチュアまで、競技の世界で戦う選手の心を支えてきた人だ。印象に残ったのは、声をかけるかどうかの出発点だった。「いま、子どもが声をかけてほしいと思っているか」。まずそこを見極めるのだ、と。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　言われてみれば当たり前のようでいて、これがなかなか難しい。子どもが怒っていたり、落ち込んでいたりして、感情が大きく動いているとき、言葉はほとんど入っていかない。むしろ火に油を注ぐことになりかねない。そういうときにできるのは、そばにいること、あるいはそっと距離を置くこと。子どもが八つ当たりできる、安全な相手でいること。励ましや助言は、気持ちが落ち着いてからでいいのだという。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　子どもが、指導者やチームメイトの言葉に傷ついて帰ってきたとき、どうするか。まず「いまどういう気持ち？」と、感情を本人の言葉にさせて受け止める。そのうえで、事実と評価を分ける。親が代わりに相手を責めてしまわない。起きた事実は事実として置いておき、こちらのジャッジを足さない。指摘に一理あるのなら、正解を授けるのではなく、「結局、何が言いたかったんだろうね」と一緒に考えてみる。子ども自身が「こうすればよかったのか」と気づくところまで、急がず付き合う。一方で、人格を否定するような言葉が混じっていたなら、はっきり「それは違うよ」と訂正し、親の知るその子の良さを確かめ直す。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　厳しい言い方をする指導者がいるチームでは、先回りも効くという。「あの監督は、ああいう口調で怒る人だから」と、あらかじめ子どもに伝えておくのだ。理不尽に聞こえる言葉も、来ると分かっていれば、不意打ちで心をえぐられることは少なくなる。口調そのものは、子どもにも親にもすぐには変えられない。だとしたら、せめて「そういう人なのだ」と先に知っておく。それだけでも、受け取る側のメンタルはずいぶん守られる。大事なことは一緒になって、「あの監督（コーチ）はおかしい」と言わないことだそう。そうするとうまくいくものもいかなくなる。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　そもそも子どもが自分から話してきたときも、求めているのは助言ではなく、ただ聴いてほしい、ということのほうが多いらしい。結論を急がず、ふんふんと受け止める。日々の「今日どうだった？」という軽い問いかけも、それ自体は悪くない。ただ、話したくなさそうなら、無理に掘り下げず、時間を置いてまた聞けばいい。風呂上がりや食事のあと、気分がほぐれた頃にさらりと、くらいでちょうどいい。問い詰めるような口調になると、かえって子どもは口を閉ざす。親の温度はそのまま伝わるから、過度に構えず、自然体でいたい。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　聞きながら、自分にも思い当たることがあった。子どもにかける前向きな言葉ですら、よく考えれば、親自身の不安を解消するためのものになっていないか。「頑張ってね」のひと言に、こちらの緊張を勝手に乗せてしまっていないか。試合の重さを、子ども以上に大人が山に仕立てあげてはいないか。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　「見守る」という言葉の見え方も、少し変わった。見守るとは、ただ放っておくことではない。子どもの成長のために、必要以上に先回りしないことなのだという。親が先に動いて問題を片づけてしまうと、子どもが自分で気づき、助けを求め、対処する——その機会そのものが減っていく。忘れ物や準備不足のような小さな失敗は、本来、自立のための大事な学びのはずなのに。学童野球では手厚く支えられていた子が、自立を求められる中学以降でつまずきやすい、という実感も語られていた。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　もちろん、すべてを見守ればいいわけではない。熱中症の危険があるとき、水分が取もれていないとき——命や健康に関わる場面では、大人がためらわず踏み込むべきだ。小さな失敗は経験させ、重大なリスクにはすぐ対応する。その線引きだけは、しっかり持っておきたい。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　子どもの心を守るとは、絶妙なタイミングで正しい言葉をかけることではないのかもしれない。むしろ、口を出したくなる自分にまず気づくこと。その気持ちを否定はしないけれど、ひと呼吸おいて、あえて言わないという選択を重ねること。大人が自分の心を整え、子どもが自分で感情を扱う時間を、奪わずに待つこと。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　プレーして、失敗して、成功するのは、あくまで子どもだ。その当たり前を、私たち大人はつい忘れる。よけいなひと言を、ときには手放してみる。子どもを守るというのは、案外そういう静かな引き算なのだと思う。うまく言葉をかけられた日より、言いたいことを飲み込めた日のほうが、後からじわりと効いてくる気がしている。
</span></p>

<div class="article-author"><img decoding="async" width="1261" height="1283" class="aligncenter size-full wp-image-45354" src="/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真.jpg" alt="" srcset="https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真.jpg 1261w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-295x300.jpg 295w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-1006x1024.jpg 1006w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-425x432.jpg 425w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-768x781.jpg 768w" sizes="(max-width: 1261px) 100vw, 1261px" />
<strong>楢崎 豊（NARASAKI YUTAKA）</strong><br>
2002年に報知新聞社で記者職。サッカー、芸能担当を経て、2004年12月より野球担当。2015年まで巨人、横浜（現在DeNA）のNPB、ヤンキース、エンゼルスなどMLBを担当。2015年からは高校野球や読売巨人軍の雑誌編集者。2019年1月に退社。同年2月から5つのデジタルメディアを運営するITのCreative2に入社。野球メディア「Full-Count」編集長を2023年11月まで務める。現在はCreative2野球事業ディレクターなどを務める。<br>
【SNS】<br>
X…<a style="color: #0000ff;" href="https://x.com/ynarasakiy">YNarasakiY</a><br>
Instagram…<a style="color: #0000ff;" href="https://www.instagram.com/y_narasaki/?hl=ja">y_narasaki</a></div>
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			</item>
		<item>
		<title>Vol.51 専門店という“余白” ―― 道具を選ぶ時間について</title>
		<link>https://www.athletegai.com/2026/06/23/column-vol51/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[athletegai]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 23 Jun 2026 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[スコアブックの余白]]></category>
		<category><![CDATA[コラム]]></category>
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					<description><![CDATA[■「いいもの」って何だろう （ベースマン立川店の店内写真 グラブがずらり！） 　バットでもグローブでも、いまはスマホで何回かタップすれば、翌日には玄関に届く。値段も比べられるし、使った人のレビューも読める。便利なのは間違 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<h1 class="p1">■「いいもの」って何だろう</h1>

<p style="margin-bottom: 5px;">
<img decoding="async" width="2560" height="1708" class="aligncenter wp-image-45896 size-full" src="/wp-content/uploads/2026/06/ベースマンコラム写真-scaled.jpg" alt="">
</p>

<span style="color: #808080; display: block; margin-bottom: 30px;">（ベースマン立川店の店内写真 グラブがずらり！）</span>

<p><span style="font-weight: 400;">
　バットでもグローブでも、いまはスマホで何回かタップすれば、翌日には玄関に届く。値段も比べられるし、使った人のレビューも読める。便利なのは間違いない。それでも私は、野球専門店までわざわざ足を運ぶ価値はある、と思っている。だから、いまも自分の足で通っている。今回はその魅力を、少しでも伝えられたらと思う。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　ベースマンは、バットもグローブもスパイクも一通り揃う野球専門店だ。柏、飯田橋、大宮に店を構えている。じつは私自身、学生時代にお世話になった場所でもある。今回はそのベースマンで、星店長に話を聞いた。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　星店長がまず言うのは、いきなり高いモデルや上位機種に飛びつかなくていい、ということだ。「いいもの」というのは値段やスペックのことではなくて、その子の用途に合っているかどうか。だから初回で無理に買う必要もない。2回、3回と通って、チームの貸出を借りたり、友だちの道具を振らせてもらったり。そうやって少しずつ、自分に合うものを絞り込んでいけばいい。店員と話しながら、情報を整理していく。一度にあれもこれもと詰め込むと、かえって混乱してしまうから、そのあたりは様子を見ながら、と。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　バット選びでも、「飛ぶかどうか」より先に来るものがある、という話だった。本人がしっかり振り切れること。長さが体に合っていること。そこが土台で、特性うんぬんはその次。ブランドでいえば、ミズノは全カテゴリーを通して丁寧に作り込まれている、というのが星店長の見立てだ。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　グローブはもっとそうだろう。革製品は個体差が大きくて、同じモデルでも一つひとつ違う。実際にはめてみて、フィットや手の動きを確かめないと分からない。ネットだけで選びきるのは、やっぱり難しい。店頭で何個か試して、スタッフに使い方を教わりながら決める。低学年にはローリングスのスターター向けが人気だ、という話も出た。
</span></p>
<h1 class="p1">■買うことは、急がなくていい</h1>
<p><span style="font-weight: 400;">
　——と、ここまでは「専門店で買うといい理由」として読める。ただ、話していて面白かったのは、むしろ買うこと自体は急がなくていい、というところだった。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　実物に触れる。並べて比べる。誰かと会話する。その体験自体に意味がある、と星店長は言う。自分でこれを選んだ、という理由——言ってみれば小さなストーリーが、その子のなかに残る。それが「続けたい」という気持ちに、どこかでつながっていく。道具は、買って終わり、ではないらしい。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　専門店という場所が担っているのは、たぶん物販だけではない。スタッフは会話を歓迎するし、道具を介すと、子どもとも話のきっかけがつくりやすい。進路やチーム選びの相談に、第三者の視点から情報をくれることもあるという。そのときも、どこかのチームの方針を否定するわけではなく、あくまで中立に、という線は守りながら。一種のセカンドオピニオン、という言い方ができるかもしれない。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　考えてみれば、店には同じ野球好きが集まってくる。監督がいて、保護者がいて、いろんな立場の人が出入りする。地元チームの掲示や大会の情報、スパイクやアップシューズの指定色といった細かい知識まで、そこに集まっている。情報のハブ、と呼んでもいいのだろう。平日の11時、開店直後に覗いても、もう年齢も立場もばらばらな人たちで賑わっていた。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　最後にもう一つ。道具選びは「お父さんの役割」と決まっているわけではない、ということ。母親も、家族みんなで来て、一緒に決めていい。当たり前のようでいて、案外そう受け取られていない気もする。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　首都圏の外でも、地域に根ざした野球専門店はある。大型店が近くになくても、そういう店を頼る価値は、たぶん十分にある。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　結局のところ、最後に買ったバットが何だったか、よりも、それを選ぶまでに費やした時間のほうが、後から効いてくるのかもしれない。星店長の話を聞きながら、そんなことを思った。ポッドキャスト番組（野球ママへの応援歌）で紹介しているので、もし興味がある方は星店長の話をたっぷり聞いてみてほしい。
</span></p>



<div class="article-author"><img loading="lazy" decoding="async" width="1261" height="1283" class="aligncenter size-full wp-image-45354" src="/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真.jpg" alt="" srcset="https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真.jpg 1261w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-295x300.jpg 295w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-1006x1024.jpg 1006w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-425x432.jpg 425w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-768x781.jpg 768w" sizes="(max-width: 1261px) 100vw, 1261px" />
<strong>楢崎 豊（NARASAKI YUTAKA）</strong><br>
2002年に報知新聞社で記者職。サッカー、芸能担当を経て、2004年12月より野球担当。2015年まで巨人、横浜（現在DeNA）のNPB、ヤンキース、エンゼルスなどMLBを担当。2015年からは高校野球や読売巨人軍の雑誌編集者。2019年1月に退社。同年2月から5つのデジタルメディアを運営するITのCreative2に入社。野球メディア「Full-Count」編集長を2023年11月まで務める。現在はCreative2野球事業ディレクターなどを務める。<br>
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			</item>
		<item>
		<title>Vol.50 2年分の数字が語ること――若手選手のセカンドキャリア意識はどう変わったか</title>
		<link>https://www.athletegai.com/2026/05/28/column-vol50-2/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[athletegai]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 28 May 2026 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[スコアブックの余白]]></category>
		<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[NPB]]></category>
		<category><![CDATA[アスリートの起業]]></category>
		<category><![CDATA[海外リーグ挑戦]]></category>
		<category><![CDATA[キャリアチェンジ]]></category>
		<category><![CDATA[セカンドキャリア]]></category>
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					<description><![CDATA[■「考えていない」から「わからない」へ 　前号（Vol.49）では、NPBが発表した2025年のセカンドキャリアアンケートをもとに、若手選手たちが「引退後の生活」をどう意識しているかを見た。43パーセントが不安を抱え、や [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p><img loading="lazy" decoding="async" width="2560" height="1708" class="aligncenter wp-image-45896 size-full" src="/wp-content/uploads/2026/05/第50回写真-scaled.jpg" alt="">
</p>
<h1 class="p1">■「考えていない」から「わからない」へ</h1>
<p><span style="font-weight: 400;">
　前号（Vol.49）では、NPBが発表した2025年のセカンドキャリアアンケートをもとに、若手選手たちが「引退後の生活」をどう意識しているかを見た。43パーセントが不安を抱え、やってみたい仕事のトップは「会社経営者」。その数字の読み解きは前号に譲るとして、今号ではもう一歩踏み込んでみたい。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　NPBはこの調査を毎年実施している。2023年と2025年の数字を並べると、表面上は似ているようで、細部に変化が見えてくる。そして取材を重ねると、数字だけでは見えてこない景色がある。今号はその比較と、現場で聞いた声を重ねながら読んでいきたい。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　最も目を引く変化は、引退後の進路を「考えていない」と答えた選手の割合だ。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　2023年：42.5%　→　2025年：11.1%
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　数字だけ見ると劇的な改善に映る。だが、2025年の調査には「何を考えたらいいかわからない」という選択肢が加わっており、これが44.4%を占めた。つまり、「考えていない」から「考えたいけど、どうすればいいかわからない」への移行が起きた、と読む方が自然かもしれない。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　取材をしていて、よく耳にする言葉がある。「自分は野球しかやってきていないから……」というやつだ。でも正直に言うと、これを言う選手はものすごく多い。みんな同じ不安を抱えている。だからといって、それを悲観する必要はないと私は思っている。野球しかやってこなかった人間が、野球以外の世界に出てもちゃんとやっていける。そういう人たちを、この仕事で何人も見てきた。
</span></p>
<h1 class="p1">■「やってみる」しか、最初の一歩はない</h1>
<p><span style="font-weight: 400;">
　取材で会った元選手の多くが、セカンドキャリアの入り口をこう語る。「現役時代のつながりで声をかけてもらった」「お世話になった人が引っ張ってくれた」。縁から始まるケースが圧倒的に多い。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　最初から「これがやりたい」と決まっている人は、むしろ少数派だ。とりあえず飛び込んでみて、やってみて、そこで見えてくるものがある。「ひとまずやってみるしか選択肢がなかった」と笑いながら話してくれた人が何人もいた。でも、その「ひとまず」に全力で打ち込んでいるうちに、気づいたら自分の場所ができていた、という話をよく聞く。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　逆に、「どうせ自分には無理だから」と最初から話を聞く耳を閉じてしまう人もいる。それは、もったいないと思う。やってだめならやめればいい。そこで見えるものがあるから、という言葉を、ある元選手から聞いた。きれいごとに聞こえるかもしれないけど、実際にそうやって道を切り開いてきた人たちがいる。
</span></p>
<h1 class="p1">■社長は、休まない</h1>
<p><span style="font-weight: 400;">
　「会社経営者」志望はアンケートで2年連続トップだ（2023年：20.1%　→　2025年：19.6%）。独立・起業への憧れは、野球界だけでなく今の若い世代全体に広がっているトレンドとも重なる。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　ただ、実際に会社を経営している元選手たちと話すと、一様に言うことがある。「休みがない」「寝られない」。現役時代の方が体は楽だったかもしれない、という人もいる。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　「社長になった」と言うと聞こえはいい。でも実態はそんなにかっこいいものじゃない、という話もよく聞く。開業した直後、スケジュール帳が真っ白なことへの不安から、とにかく仕事をかき集めるところからスタートする。そこから少しずつ埋めていく。最初の一年はそれだけで精いっぱいだった、という人が少なくない。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　もちろん、それでもやりがいがあるからやっている。でも、アンケートの「会社経営者になりたい」という数字の裏に、どこまでリアルなイメージがあるかは、少し気になる。「かっこいい」「自由そう」というイメージと、真っ白なスケジュール帳の前で途方に暮れる最初の日との間には、けっこうな距離がある。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　「海外球団で現役続行」が2025年のアンケートで17.8%と2位に浮上した。2023年の調査では上位に入っていなかった項目だ。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　実際の進路データを見ると、2025年に戦力外・引退した選手のうち海外チームへ移籍したのは17人で、前年の3人から大幅に増えた。メキシコと韓国がそれぞれ5人。意識と現実が、少しずつ一致してきている。日本でのキャリアが終わっても、ユニフォームを着られる場所が広がっている。それを知っている選手が増えたということだろう。
</span></p>
<h1 class="p1">■2年後、また数字は動くだろう</h1>
<p><span style="font-weight: 400;">
　NPBの調査が積み重なることで、少しずつ「変化の輪郭」が見えてきた。不安の総量は減っていない。でも、その不安の持ちかたが、じわじわと変わってきている気がする。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　数字では見えない部分を、取材は補ってくれる。みんな同じ不安を抱えて、それでもとりあえず飛び込んで、気づいたら立っていた。そういう話の積み重ねが、アンケートの数字を少しだけ立体的にしてくれる。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　また2年後、同じ宮崎で、同じ問いを投げかけてみてほしい。そのとき数字がどこに動いているか。それがたぶん、今の野球界がセカンドキャリアとどう向き合っているかの、一番正直な答えになるはずだから。
</span></p>


<div class="article-author"><img loading="lazy" decoding="async" width="1261" height="1283" class="aligncenter size-full wp-image-45354" src="/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真.jpg" alt="" srcset="https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真.jpg 1261w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-295x300.jpg 295w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-1006x1024.jpg 1006w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-425x432.jpg 425w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-768x781.jpg 768w" sizes="(max-width: 1261px) 100vw, 1261px" />
<strong>楢崎 豊（NARASAKI YUTAKA）</strong><br>
2002年に報知新聞社で記者職。サッカー、芸能担当を経て、2004年12月より野球担当。2015年まで巨人、横浜（現在DeNA）のNPB、ヤンキース、エンゼルスなどMLBを担当。2015年からは高校野球や読売巨人軍の雑誌編集者。2019年1月に退社。同年2月から5つのデジタルメディアを運営するITのCreative2に入社。野球メディア「Full-Count」編集長を2023年11月まで務める。現在はCreative2野球事業ディレクターなどを務める。<br>
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			</item>
		<item>
		<title>Vol.49 ユニフォームを脱いだあとの話――若き選手たちは「次の人生」をどう描いているか</title>
		<link>https://www.athletegai.com/2026/05/21/column-vol49-2/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[athletegai]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 21 May 2026 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[スコアブックの余白]]></category>
		<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[セカンドキャリア]]></category>
		<category><![CDATA[NPB]]></category>
		<category><![CDATA[プロ野球選手の引退後]]></category>
		<category><![CDATA[起業・会社経営]]></category>
		<category><![CDATA[現役時代の心構え]]></category>
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					<description><![CDATA[■43パーセントの不安 　2026年4月末、NPBが恒例の調査結果を発表した。2025年10月6日から27日にかけて開催された「第22回みやざきフェニックス・リーグ」に参加した12球団の選手270人を対象に実施した、セカ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
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</p>
<h1 class="p1">■43パーセントの不安</h1>
<p><span style="font-weight: 400;">
　2026年4月末、NPBが恒例の調査結果を発表した。2025年10月6日から27日にかけて開催された「第22回みやざきフェニックス・リーグ」に参加した12球団の選手270人を対象に実施した、セカンドキャリアに関するアンケートだ。毎年この時期に発表されるこの調査は、球界関係者だけでなく、選手を雇用する企業や就職支援の現場からも注目される。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　NPBがこの調査を続けていることには、意味があると思っている。数字を公表することで、選手自身が「自分だけじゃない」と気づける。球団やNPBが支援策を考える際の根拠にもなる。何より、「野球界はちゃんと選手の将来を考えている」というメッセージを社会に発信し続けること自体が、この調査の持つ大きな価値だと私は思っている。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　回答した270人のうち116人、43パーセントが「引退後の生活に不安を感じている」と答えた。不安の中身で最も多かったのは「収入面」（75.9%）、次いで「進路」（70.7%）。お金と仕事のことだ。野球を離れることへの「やりがい喪失」を挙げた選手は12.1パーセントにとどまった。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　「引退後の進路について考えているか」という問いに対し、「何を考えたらいいかわからない」と答えた選手が44.4パーセント。「考えていない」の11.1パーセントを合わせると、半数以上がまだ具体的に動けていない。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　23歳前後の選手が「辞めたあとの人生」を真剣に考えるのは難しい。今日の練習を、明日の試合を、来年の契約を。それで頭と体がいっぱいなのが普通だろう。だからこそ、NPBや球団がこういった調査をもとに、選手が現役中から少しずつ情報に触れられる環境を整えていくことが重要だと思う。「わからない」を「考えてみよう」に変えるきっかけは、選手一人ひとりの意志だけでなく、周囲の働きかけにかかっている部分も大きい。
</span></p>
<h1 class="p1">■「社長になりたい」という夢と、その先にあるもの</h1>
<p><span style="font-weight: 400;">
　「引退後にやってみたい仕事」の1位は「会社経営者（独立・起業）」（19.6%）。2016年以来ほぼ毎年トップを占めるカテゴリーで、今年も首位に立った。2位は「海外球団で現役続行」（17.8%）、3位は「高校野球の指導者」と「社会人・クラブチームで現役続行」が同率（15.9%）で続く。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　「会社経営者」への志向が増えている背景には、身近なロールモデルの存在があると思う。引退した先輩が会社を立ち上げた、SNSで発信しながら収益を得ている選手がいる。そういう姿が見えるようになったことで、「自分にもできるかもしれない」というイメージが持ちやすくなった。現役中からスポンサーを持ち、マネタイズを意識することはいいことだし、発信力をビジネスにつなげようとする感覚は間違っていない。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　取材をしていて、個人的に気になることがある。経営者として長く信頼される人たちを見ていると、数字やSNSよりもずっと地味なところが土台になっているな、と感じるのだ。日常の言葉のチョイス、人への接し方、時間やお金の使い方、約束の守り方。グラウンドの外でどう振る舞っているか、ということ。取引先や仲間から「この人と一緒にやりたい」と思われるかどうかは、意外と現役時代の積み重ねから始まっている。起業の準備は、引退してからではなく、今日のチームメートへの態度から、もうスタートしているのかもしれない。そう考えると、現役時代はある意味、長い助走期間でもある。
</span></p>
<h1 class="p1">■169人の「その後」</h1>
<p><span style="font-weight: 400;">
　アンケートとは別に、NPBは2025年に戦力外・引退した169人の進路も発表した。平均年齢27.2歳、平均在籍年数6.8年。最も多い進路はNPB関係（90人）で、うち育成再契約が48人。NPB以外の野球関係は54人で、海外チームへの移籍が前年の3人から17人へと急増した。メキシコ、韓国がそれぞれ5人。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　野球と完全に無縁になった人は17人。一般企業への就職が14人、自営・起業が3人。全体の約1割にとどまる。多くの選手が、何らかの形で野球の世界につながり続けている。球団職員やチームスタッフとして残る選手（29人）もいる。スカウト、広報、営業、コーチングスタッフ。ユニフォームは脱いでも、グラウンドの近くにいる。それが彼らの選んだ場所だ。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　43パーセントが不安を抱えていることを、私は悲観的に捉えていない。むしろ、リアルに向き合っている証拠だとも思う。「何を考えたらいいかわからない」という44パーセントの正直さも、同じだ。わからないから考えない、ではなく、わからないままでも前を向こうとしている選手たちがいる。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　ユニフォームを脱いだあと、社長になる人もいるだろう。高校の監督として球場に戻ってくる人もいるだろう。まったく違う場所で、野球とは関係のない仕事に夢中になる人もいるはずだ。どれが正解か、なんてない。ただ、今日のシートノックを全力でやりきった先に、その答えが少しずつ見えてくるんだろうと思う。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　なお、NPBはこの調査を毎年実施しており、過去のデータと比較することができる。2023年との比較で見ると、数字の表面は似ているようでいて、意識の変化が静かに起きている。次号ではその変化の輪郭と、取材を通じて見えてきた現場の声を重ねながら、もう少し掘り下げてみたいと思う。
</span></p>

<div class="article-author"><img loading="lazy" decoding="async" width="1261" height="1283" class="aligncenter size-full wp-image-45354" src="/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真.jpg" alt="" srcset="https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真.jpg 1261w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-295x300.jpg 295w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-1006x1024.jpg 1006w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-425x432.jpg 425w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-768x781.jpg 768w" sizes="(max-width: 1261px) 100vw, 1261px" />
<strong>楢崎 豊（NARASAKI YUTAKA）</strong><br>
2002年に報知新聞社で記者職。サッカー、芸能担当を経て、2004年12月より野球担当。2015年まで巨人、横浜（現在DeNA）のNPB、ヤンキース、エンゼルスなどMLBを担当。2015年からは高校野球や読売巨人軍の雑誌編集者。2019年1月に退社。同年2月から5つのデジタルメディアを運営するITのCreative2に入社。野球メディア「Full-Count」編集長を2023年11月まで務める。現在はCreative2野球事業ディレクターなどを務める。<br>
【SNS】<br>
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]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>Vol.48 帽子を脱いで振るだけでいい。屋外スポーツに関わる人へ、今年の春に知っておきたい「5秒リセット」の話</title>
		<link>https://www.athletegai.com/2026/04/30/column-vol48-2/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[athletegai]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 30 Apr 2026 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[スコアブックの余白]]></category>
		<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[春の熱中症]]></category>
		<category><![CDATA[熱中症対策]]></category>
		<category><![CDATA[帽子]]></category>
		<category><![CDATA[5秒リセット]]></category>
		<category><![CDATA[暑熱順化]]></category>
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					<description><![CDATA[推奨されるグレー色のキャップ（ニューエラ提供） ■「かぶるだけ」じゃない…帽子の話 　今年の春は、例年より気温の上がり方が早い。4月なのに夏日、30度超の真夏日。グラウンドでもコートでも、フィールドでも、屋外で体を動かす [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p><img loading="lazy" decoding="async" width="2560" height="1708" class="aligncenter wp-image-45896 size-full" src="/wp-content/uploads/2026/04/scorebook47.jpg" alt="">
<span style="color: #808080;">推奨されるグレー色のキャップ（ニューエラ提供）</span>
</p>
<h1 class="p1">■「かぶるだけ」じゃない…帽子の話</h1>
<p><span style="font-weight: 400;">
　今年の春は、例年より気温の上がり方が早い。4月なのに夏日、30度超の真夏日。グラウンドでもコートでも、フィールドでも、屋外で体を動かす人にとって、今年の春は少し違う。お気に入りの帽子を一つ、今すぐかぶってほしい。帽子をかぶるだけで、頭部の表面温度は大幅に下がるからだ。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　米国発のヘッドウェアブランド「ニューエラ」が武蔵野美術大学と行った共同実験で明らかになった。頭部は血液循環量が多く、直射日光にさらされると体全体の体温上昇に直結しやすい。だからこそ、頭を守ることが熱中症予防の基本になる。さらに、こまめに脱いで振るだけで表面温度が10℃以上下がることも実証されている。これが「5秒リセット」術だ。最も熱がこもりやすい黒い帽子でも、10回扇ぐだけで白い帽子とほぼ同等の温度まで戻る。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　屋外で体を動かす人なら、誰でも試合中や練習の合間に帽子を脱ぐ瞬間がある。サッカーでも、テニスでも、陸上でも。あの何気ない動作に、実は科学的な根拠があった。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　今年の春は気温の上がり方が早い。2026年3月の東京は夏日ゼロだったが、4月11日には早くも夏日を観測し、静岡市では30度超の真夏日を記録している。気象庁は東海以西で「10年に一度レベルの高温」を予測しており、GW頃には真夏日になる地域がさらに広がりそうだ。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　こうした年は、体が暑さに追いつくまでに時間がかかる。人間の体には「暑熱順化」と呼ばれる適応プロセスがあり、繰り返し暑さにさらされることで発汗機能が高まっていく。今年はその準備期間が短いまま気温が上がってきた。だからこそ、早めの対策が効いてくる。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　数字にも表れている。5〜6月の熱中症による救急搬送者数は、2021年の8,861人から2025年には19,843人へと4年で約2.2倍に増えた（総務省消防庁「熱中症による救急搬送状況」年報）。年間搬送者数の約5人に1人が、真夏を迎える前に搬送されている。増加率1位は東京（+413%）、福島県では4年で約4倍。春の対策は、地域を問わず早めに始めるに越したことはない。</span></p>

<h1 class="p1">■色より、習慣を</h1>
<p><span style="font-weight: 400;">
　帽子の色にも選び方がある。白は涼しいが紫外線を通しやすく、黒は紫外線に強いが熱がこもりやすい。グレーなどの淡色系が、熱と紫外線の両方をバランスよく防ぐ。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　とはいえ、どんな色でもこまめに脱いで扇げばリセットできる。好きな色を選んでいい。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　ニューエラはこの春、都内の保育園への帽子無償提供も始めた。子どもへの帽子着用は徹底される一方、引率する保育士自身は無防備なことが多い。身長120センチの子どもの高さの気温は大人より4〜7℃高く（サントリー食品インターナショナル・ウェザーマップ共同調査）、前かがみで寄り添う保育士も同じ環境にさらされやすい。現場で子どもたちと向き合う人たちにも、同じように涼しくいてほしい。そんな思いが、この取り組みには込められている。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　春の対策は、難しく考えなくていい。好きな帽子をかぶって、暑いと感じたら脱いで振る。それだけで、今年の夏を気持ちよく迎える準備になる。グラウンドでも、コートでも、フィールドでも。</span></p>

<div class="article-author"><img loading="lazy" decoding="async" width="1261" height="1283" class="aligncenter size-full wp-image-45354" src="/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真.jpg" alt="" srcset="https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真.jpg 1261w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-295x300.jpg 295w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-1006x1024.jpg 1006w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-425x432.jpg 425w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-768x781.jpg 768w" sizes="(max-width: 1261px) 100vw, 1261px" />
<strong>楢崎 豊（NARASAKI YUTAKA）</strong><br>
2002年に報知新聞社で記者職。サッカー、芸能担当を経て、2004年12月より野球担当。2015年まで巨人、横浜（現在DeNA）のNPB、ヤンキース、エンゼルスなどMLBを担当。2015年からは高校野球や読売巨人軍の雑誌編集者。2019年1月に退社。同年2月から5つのデジタルメディアを運営するITのCreative2に入社。野球メディア「Full-Count」編集長を2023年11月まで務める。現在はCreative2、Full-CountのExecutive Editor。<br>
【SNS】<br>
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]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>Vol.47 「WBCで勝つこと」と「日本野球が変わること」は、少し別の話</title>
		<link>https://www.athletegai.com/2026/04/16/column-vol47-2/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[athletegai]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 16 Apr 2026 01:01:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[スコアブックの余白]]></category>
		<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[使用球]]></category>
		<category><![CDATA[移籍制度]]></category>
		<category><![CDATA[リリーフの育成]]></category>
		<category><![CDATA[データ分析]]></category>
		<category><![CDATA[日本野球]]></category>
		<category><![CDATA[WBC]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.athletegai.com/?p=46198</guid>

					<description><![CDATA[WBCの会場でもあったマイアミ・ローンデポパーク ■ボールの話やピッチクロックの話も 　2026年のWBCでは侍ジャパンはベスト8で敗れ、大会後は采配への批判や選手起用の是非をめぐる議論が続いている。 　それ自体は事前の [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p><img loading="lazy" decoding="async" width="2560" height="1708" class="aligncenter wp-image-45896 size-full" src="/wp-content/uploads/2026/04/scorebook47.png" alt="">
<span style="color: #808080;">WBCの会場でもあったマイアミ・ローンデポパーク</span>
</p>
<h1 class="p1">■ボールの話やピッチクロックの話も</h1>
<p><span style="font-weight: 400;">　2026年のWBCでは侍ジャパンはベスト8で敗れ、大会後は采配への批判や選手起用の是非をめぐる議論が続いている。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　それ自体は事前の流れかと思う。ただ、取材を重ね、記事をまとめたり、周囲と話をしたりしていると「WBCで勝つための話」と「日本野球が抱えている構造的な問題」が、同じ文脈でまとめて語られてしまうことが多いな、と感じている。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　この二つは無関係ではない。だが、本質的には少し違う話だと思っている。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　WBCで次に勝つために必要なことは、ある程度見えてきている。データに基づいた緻密な起用、リリーフ陣の整備、ピッチクロックへの適応も含めて、次の大会までに手を打てる話も多く、議論は続けられている。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　一方で、もっと時間のかかる問題がある。たとえば使用球。NPBの公式球と国際試合で使われるボールは異なる。打球の飛び方も変化球の感触も違う。WBCに出た投手が「別物だ」と語るのは珍しくなくて、今に始まった話ではない。これは個人の慣れの問題というより、日常的に使う道具が違うという環境の問題だ。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　そして、移籍制度。現行のFA制度では権利を得るまでに8〜9年かかる。選手が国内外を動きにくい構造になっていて、海外で得た経験がNPBに還流しにくい。これは侍ジャパンの強化というより、日本野球全体のレベルをどう上げていくか、という話に近い。
</span></p>
<h1 class="p1">■でも、繋がってはいる</h1>
<p><span style="font-weight: 400;">　ただ、この二つが完全に切り離せるかというと、そうでもない。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　使用球が国際基準に近づけば、WBC球への違和感は減る。移籍制度が柔軟になれば、海外経験を持つ選手が代表に入りやすくなる。構造的な部分が変われば、じわじわと代表にも返ってくるものがある。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　整理すると、まず道具と環境の話から着手はしていきたい。NPBの公式球を国際基準に合わせること、ピッチクロックやピッチコムを導入すること、などが挙げられる。簡単なことのように思えるが、そうではない。ボールが変われば投手の感覚も打者の反応も変わる。ピッチクロックも、テンポの話というより、野球の「間」をどう扱うかという文化の話に近い。反発が出るのはわかるが、世界の主要リーグがすでに動いている以上、「うちはうちのやり方で」と言い続けるのも、だんだん難しくなってきている気もする。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　海外移籍もそう。FA権を得るまでに8〜9年かかる現行制度では、いざ動けるころには全盛期が過ぎていることも多い。レンタル移籍のような柔軟な仕組みを取り入れて、選手が国内外を行き来しやすくなれば、メジャーで得た感覚や経験がNPBに戻ってくる流れも生まれやすくなる。そういう循環が少しずつできていけば、と思っている。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　リリーフの育成と、データ分析の浸透も向き合っていかないテーマだ。短期決戦、特にベネズエラ戦で見られたように中盤以降を任せられる投手の質は勝負に直結する。日本は今回、大会前に3人のリリーバーが離脱してしまったことも不運だった。データ分析も、球団ごとの差がまだ大きい。代表だけが精度の高いデータを使っても、それに慣れていない選手には届きにくい。NPBの日常の中にデータを使う文化が根づいていけば、代表の戦い方にもじわじわ出てくると思う。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　決して、関係者が問題を放置しているわけではない。ピッチクロックの導入検討、使用球の統一に関する議論、移籍制度の見直し。NPBの内部でも話し合いは続いている。ただ、制度を変えるのはそう簡単ではない。球団の利害もあるし、変えれば別のところに影響が出る。時間がかかるのは、怠慢ではなくて構造上の問題でもある。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　今大会の結果を受けて、「変わらなければ」という意識が現場に広がっているのは感じている。それが実際の変化につながるかどうかは、もう少し見てみないとわからない。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　WBCで優勝することと、日本野球が世界と対話できるリーグに育っていくこと。どちらも大事で、どちらかだけでいいとは思っていない。ただ、そのための処方箋は少し違う。そこを混同したまま議論を続けると、何かを変えたつもりで、何も変わらないことになりかねない気がしている。</span></p>

<div class="article-author"><img loading="lazy" decoding="async" width="1261" height="1283" class="aligncenter size-full wp-image-45354" src="/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真.jpg" alt="" srcset="https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真.jpg 1261w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-295x300.jpg 295w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-1006x1024.jpg 1006w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-425x432.jpg 425w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-768x781.jpg 768w" sizes="(max-width: 1261px) 100vw, 1261px" />
<strong>楢崎 豊（NARASAKI YUTAKA）</strong><br>
2002年に報知新聞社で記者職。サッカー、芸能担当を経て、2004年12月より野球担当。2015年まで巨人、横浜（現在DeNA）のNPB、ヤンキース、エンゼルスなどMLBを担当。2015年からは高校野球や読売巨人軍の雑誌編集者。2019年1月に退社。同年2月から5つのデジタルメディアを運営するITのCreative2に入社。野球メディア「Full-Count」編集長を2023年11月まで務める。現在はCreative2、Full-CountのExecutive Editor。<br>
【SNS】<br>
X…<a style="color: #0000ff;" href="https://x.com/ynarasakiy">YNarasakiY</a><br>
Instagram…<a style="color: #0000ff;" href="https://www.instagram.com/y_narasaki/?hl=ja">y_narasaki</a></div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>Vol.46 試合に出なかった時間が、人生を強くすることもある</title>
		<link>https://www.athletegai.com/2026/03/25/column-vol46-2/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[athletegai]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 25 Mar 2026 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[スコアブックの余白]]></category>
		<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[高校野球]]></category>
		<category><![CDATA[補欠]]></category>
		<category><![CDATA[人間教育]]></category>
		<category><![CDATA[挫折と成長]]></category>
		<category><![CDATA[監督の言葉]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.athletegai.com/?p=46176</guid>

					<description><![CDATA[■高校野球の2年半が、人生のすべてではない　 　センバツ高校野球が始まった。高校野球をやっていると、やっぱり誰もが一度は思う。スタメンで試合に出たい。できれば甲子園で活躍したい。そんな姿を思い描きながら練習している選手は [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p><span style="color: #808080;"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-45867" src="/wp-content/uploads/2026/03/scorebook46.png" alt="" width="1762" height="969" /><br /></span></p>
<h1 class="p1">■高校野球の2年半が、人生のすべてではない　</h1>
<p><span style="font-weight: 400;">
　センバツ高校野球が始まった。高校野球をやっていると、やっぱり誰もが一度は思う。スタメンで試合に出たい。できれば甲子園で活躍したい。そんな姿を思い描きながら練習している選手は多い。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　でも、実際にグラウンドに立てるのは9人（DHで10人）だけだ。ベンチ入りも20人前後。強豪校になればなるほど、2年半ベンチにも入れず、スタンドから応援を続ける選手も珍しくない。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　このことについては、いろんな考え方がある。強豪校で勝負する道もあれば、試合に出られる環境を選ぶ道もある。どちらを選ぶかは、その子の人生だ。外から簡単に評価できる話でもない。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　ただ、長く野球を取材していると、ふと思うことがある。高校野球の2年半が、人生のすべてではないということだ。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　先日、ある強豪校の監督と話していたときのことだった。その学校はプロ野球選手も何人も出しているが、社会に出て活躍している教え子の話題になった。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　「会社や社会で頑張っている子って、意外と高校時代は控えだった子が多いんだよ」
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　その言葉を聞いたとき、別の指導者から聞いた話も思い出した。実は、同じことを言う監督は少なくない。控えの時間は、決して楽ではない。試合に出る仲間を横目に、スタンドから声を張り上げる。自分より後輩がグラウンドに立つこともある。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　悔しさや葛藤を抱えながら、それでもチームのためにできることを探す。そんな時間を過ごした選手も多い。引退してから母校に顔を出すのも、簡単なことではない。高校野球の思い出が、楽しいことばかりとは限らないからだ。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　それでも、監督のところを訪ねてくる教え子がいる。そして、その中には控えだった選手も少なくないという。理由を聞くと、監督はこう言った。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　「あの頃は悔しかった。でも、その経験があったから社会で頑張れたって言ってくれるんだよ」
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　そうやって母校に戻ってくる姿を見ると、その時間も無駄じゃなかったんだろうな、と思う。高校野球の価値は、勝利の数だけではない。レギュラーだったかどうかでもない。実際、プロ野球の世界を見ても、高校時代にレギュラーではなかった選手は少なくない。野球の成長は、高校で終わるものではない。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
　グラウンドで過ごした時間を、その後の人生にどう生かしていくのか。そこに、高校野球の意味があるのかもしれない。高校野球は、試合に出た9人だけの物語ではない。スタンドにいた選手の人生にも、きっと続いている。
</span></p>


<div class="article-author"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-45354" src="https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真.jpg" alt="" width="1261" height="1283" srcset="https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真.jpg 1261w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-295x300.jpg 295w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-1006x1024.jpg 1006w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-425x432.jpg 425w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-768x781.jpg 768w" sizes="(max-width: 1261px) 100vw, 1261px" /><strong>楢崎 豊（NARASAKI YUTAKA）</strong><br />2002年に報知新聞社で記者職。サッカー、芸能担当を経て、2004年12月より野球担当。2015年まで巨人、横浜（現在DeNA）のNPB、ヤンキース、エンゼルスなどMLBを担当。2015年からは高校野球や読売巨人軍の雑誌編集者。2019年1月に退社。同年2月から5つのデジタルメディアを運営するITのCreative2に入社。野球メディア「Full-Count」編集長を2023年11月まで務める。現在はCreative2メディア事業本部長、Full-CountのExecutive Editor。<br />【SNS】<br />X…<a style="color: #0000ff;" href="https://x.com/ynarasakiy">YNarasakiY</a><br />Instagram…<a style="color: #0000ff;" href="https://www.instagram.com/y_narasaki/?hl=ja">y_narasaki</a></div>
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			</item>
		<item>
		<title>Vol.45 スポーツとポッドキャスト（音声配信）が生み出す新しいファン文化</title>
		<link>https://www.athletegai.com/2026/03/19/column-vol45-2/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[athletegai]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 19 Mar 2026 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[スコアブックの余白]]></category>
		<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[音声メディア]]></category>
		<category><![CDATA[Full-Count LAB]]></category>
		<category><![CDATA[プロ野球選手の素顔]]></category>
		<category><![CDATA[復活劇]]></category>
		<category><![CDATA[投手の心理]]></category>
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					<description><![CDATA[■スポーツとポッドキャスト（音声配信）が生み出す新しいファン文化　 　野球メディアの仕事を長くしていると、情報の届け方ってずいぶん変わってきたな、と感じることがある。かつては新聞、テレビ、そしてウェブ記事。多くの人に広く [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p><span style="color: #808080;"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-45867" src="/wp-content/uploads/2026/03/scorebook45.png" alt="" width="1762" height="969" /><br /></span></p>
<h1 class="p1">■スポーツとポッドキャスト（音声配信）が生み出す新しいファン文化　</h1>
<p><span style="font-weight: 400;">　野球メディアの仕事を長くしていると、情報の届け方ってずいぶん変わってきたな、と感じることがある。かつては新聞、テレビ、そしてウェブ記事。多くの人に広く届けることが、メディアの役割だった。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　ただ、ここ数年でもう一つ大きな流れを感じている。それがポッドキャストだ。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　私自身、野球専門メディアの中で「Full-Count LAB」というポッドキャスト番組をやっている。よく「なぜ音声なんですか」と聞かれるが、理由は案外シンプルで、野球には“深い話”が多いからだ。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　記事では伝えきれない余白。インタビューの空気感。選手や指導者の本音。そういうものは、不思議と声で聞くと伝わってくる。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　実際、プロ野球選手が自分でポッドキャストを始めるケースも増えてきた。MLBではエンゼルス・菊池雄星投手やカブス・今永昇太投手が個人で発信をしはじめた。日本でも阪神の近本光司選手が音声メディアに取り組んでいる。千葉ロッテマリーンズのように、球団が番組を作る例も出てきた。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　これにも理由がある。ポッドキャストは、ファンとの距離が近いメディアだからだ。試合後のコメントや記者会見では見えない選手の人柄。プレーの裏にある考え方。チームの空気。そうしたものが、会話の中で自然と伝わってくる。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;"> もう一つ、面白い特徴がある。ポッドキャストは「聞こうと思った人」が聞くメディアだということだ。ニュースはどうしても広く浅く届く。一方でポッドキャストは、本当に興味のある人が自分から取りに来る。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　だから、少し深い話もできる。私が運営するポッドキャスト番組でのことだ。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　元オリックス、ヤクルトの近藤一樹さんをお招きしたポッドキャスト番組ではこのようなことを言っていました。2006年の肩の負傷で引退を覚悟した際、「視点の転換」でその先がつながった。怪我を隠して投げ続け、ボロボロになった自分を球団が契約更新してくれたことで、「投げられない苦しさ」に比べれば「マウンドで打たれること」さえも幸せであり、自らの実績なのだと捉え直せるようになったと言います。この究極のポジティブ思考が、その後の10勝という復活劇を支えたという深い話でした。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　ベテラン・石川雅規投手のマウンドの「足跡（あしあと）」に感動したという話は、ポッドキャストならではでした。対戦相手としてマウンドに上がった際、自分より小柄な石川投手の踏み込みが、183cmある自分と同じくらい深いことに気づき、「だからバッターの近くで放れるんだ」とその凄みを肌で感じたといいます 。こうした、試合後の取材や会見ではこぼれ落ちてしまう選手の生々しい感情や、マウンドの土に残された職人同士の対話に触れられることこそが、ポッドキャストというメディアが持つ最大の魅力です。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　アメリカではポッドキャストはすでに大きな文化になっている。政治の議論を動かすほど影響力を持つ番組もある。日本でも、これから“聞く文化”は広がっていくかもしれない。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　通勤の電車の中でもいい。洗濯物をたたみながらでもいい。スマートフォンとイヤホンがあれば、どこでも野球の話が聞ける。試合を見るだけではない。記事を読むだけでもない。野球を「聞いて楽しむ」。そんな文化が、これから少しずつ広がっていくのかもしれない。
</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">
野球を深掘り…Full-Count LAB―探求のカケラー
<br><a style="color: #0000ff;" target="_blank" href="https://creators.spotify.com/pod/profile/podcast-full-count/episodes/Vol-zero-Full-Count-LAB-e35b1a6" rel="noopener">https://creators.spotify.com/pod/profile/podcast-full-count/episodes/Vol-zero-Full-Count-LAB-e35b1a6</a>
</span></p>

<div class="article-author"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-45354" src="https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真.jpg" alt="" width="1261" height="1283" srcset="https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真.jpg 1261w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-295x300.jpg 295w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-1006x1024.jpg 1006w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-425x432.jpg 425w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-768x781.jpg 768w" sizes="(max-width: 1261px) 100vw, 1261px" /><strong>楢崎 豊（NARASAKI YUTAKA）</strong><br />2002年に報知新聞社で記者職。サッカー、芸能担当を経て、2004年12月より野球担当。2015年まで巨人、横浜（現在DeNA）のNPB、ヤンキース、エンゼルスなどMLBを担当。2015年からは高校野球や読売巨人軍の雑誌編集者。2019年1月に退社。同年2月から5つのデジタルメディアを運営するITのCreative2に入社。野球メディア「Full-Count」編集長を2023年11月まで務める。現在はCreative2メディア事業本部長、Full-CountのExecutive Editor。<br />【SNS】<br />X…<a style="color: #0000ff;" href="https://x.com/ynarasakiy">YNarasakiY</a><br />Instagram…<a style="color: #0000ff;" href="https://www.instagram.com/y_narasaki/?hl=ja">y_narasaki</a></div>
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			</item>
		<item>
		<title>Vol.44 少年野球に新基準、投手と捕手の兼任とウレタンバット禁止</title>
		<link>https://www.athletegai.com/2026/02/19/column-vol44-2/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[athletegai]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 19 Feb 2026 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[スコアブックの余白]]></category>
		<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[複合型バット全面禁止]]></category>
		<category><![CDATA[投手と捕手の兼任規制]]></category>
		<category><![CDATA[新ルール]]></category>
		<category><![CDATA[野球]]></category>
		<category><![CDATA[少年野球]]></category>
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					<description><![CDATA[（日本の少年野球では2029年からバットのルールが変わる・写真はイメージ） ■「子どもの未来」を守る改革か、現場の混乱を招く規制か 　少年野球の世界で、大きな転換期が訪れている。全日本軟式野球連盟が打ち出した新ルールは、 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p><img loading="lazy" decoding="async" width="2560" height="1708" class="aligncenter wp-image-45896 size-full" src="/wp-content/uploads/2026/02/scorebook44.jpg" alt="">
<span style="color: #808080;">（日本の少年野球では2029年からバットのルールが変わる・写真はイメージ）</span>
</p>
<h1 class="p1">■「子どもの未来」を守る改革か、現場の混乱を招く規制か</h1>
<p><span style="font-weight: 400;">　少年野球の世界で、大きな転換期が訪れている。全日本軟式野球連盟が打ち出した新ルールは、現場に賛否両論を巻き起こしている。2029年からの「複合型バット全面禁止」と「投手と捕手の兼任規制」。いずれも「子どもたちの安全」を掲げているが、その影響は用具やポジションの問題だけでは済まない。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　投手と捕手の兼任を制限する狙いは、特定の選手への過度な負担集中を避けることにある。成長期の子どもたちの身体的負担を軽減する。野球の中でも最も消耗が激しい二つのポジションを一人が担い続けるリスクは、確かにある。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　ただ、現実的な課題も多い。選手層の薄いチームでは、投捕両方をこなせる選手がチーム編成の要になっている。人数不足に悩む地方のチームにとって、戦力編成の自由度が大きく制限される。安全という大義名分の下で、現場の創意工夫が損なわれるのではないか。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　エースで四番という「チームの中心選手」が投手と捕手を兼ねることで、野球の面白さや達成感を味わっている子どもたちもいる。規制によって、そうした経験の機会が奪われる。</span></p>
<h1 class="p1">■飛ぶバットの終焉がもたらすもの</h1>
<p><span style="font-weight: 400;">　2029年から小・中学校の軟式野球では、打球部にウレタンやスポンジなどの弾性体を使った複合型バット、いわゆる&#8221;飛ぶバット&#8221;が使えなくなる。コロナ禍以降に爆発的に普及したこの道具が、わずか数年で姿を消す。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　影響はすでに数字に表れている。2025年から一般用複合型バットの使用が禁止された全国大会では、本塁打が前年比で50パーセント以上も減少した。外野を越えていく痛快な打球が、内野ゴロに変わる。非力な子どもたちにとって、野球の醍醐味の一部が失われるかもしれない。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　一方で、複合型バットの弊害もある。1本4万円以上という高額な価格設定は、家庭間の経済格差を野球の世界に持ち込んだ。打球速度の劇的な向上は、守備側の選手にとって危険を伴う場面も増やした。全軟連の判断には、一定の合理性がある。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　木製バットと複合型バットを併用した練習で、ルールが変わっても長打力を育成できる体制を整えているチームもある。規制に順応しながらも、独自の工夫を続ける。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　他方で、規制そのものに距離を置く指導者もいる。全軟連に非加盟で活動するチームや独自大会が増えている現状を踏まえ、ルールに従うことより子どもたちに野球の魅力を伝えることを優先すべきだと考える指導者は少なくない。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　投捕兼任規制と複合型バット禁止。二つのルール変更に共通するのは、「安全」という大義名分と、現場の実情とのギャップだ。規制によって守られるものがある一方で、失われるものもある。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　ルールに振り回されるのではなく、どんなルールの下でも、子どもたちが野球の魅力に気づき、夢中になれる環境をつくる。それが指導者の役割だろう。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　3年後、野球場の風景は変わる。その時、子どもたちの目に輝きがあるかどうか。それが、この改革の成否を測る真の尺度になる。</span></p>
<p>
学童野球のコラムを読むなら…少年野球悩み解決サイト「First-Pitch」<br>
<a href="https://first-pitch.jp" target="_blank" style="color: #0000ff;" rel="noopener">https://first-pitch.jp</a></p>
<div class="article-author"><img loading="lazy" decoding="async" width="1261" height="1283" class="aligncenter size-full wp-image-45354" src="/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真.jpg" alt="" srcset="https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真.jpg 1261w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-295x300.jpg 295w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-1006x1024.jpg 1006w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-425x432.jpg 425w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-768x781.jpg 768w" sizes="(max-width: 1261px) 100vw, 1261px" />
<strong>楢崎 豊（NARASAKI YUTAKA）</strong><br>
2002年に報知新聞社で記者職。サッカー、芸能担当を経て、2004年12月より野球担当。2015年まで巨人、横浜（現在DeNA）のNPB、ヤンキース、エンゼルスなどMLBを担当。2015年からは高校野球や読売巨人軍の雑誌編集者。2019年1月に退社。同年2月から5つのデジタルメディアを運営するITのCreative2に入社。野球メディア「Full-Count」編集長を2023年11月まで務める。現在はCreative2メディア事業本部長、Full-CountのExecutive Editor。<br>
【SNS】<br>
X…<a style="color: #0000ff;" href="https://x.com/ynarasakiy">YNarasakiY</a><br>
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			</item>
		<item>
		<title>Vol.43 月額課金、推し活、サブスク…スポーツファンの財布は今、どこに開く?</title>
		<link>https://www.athletegai.com/2026/01/29/column-vol43-2/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[athletegai]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 29 Jan 2026 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[スコアブックの余白]]></category>
		<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[野球]]></category>
		<category><![CDATA[鷹フル]]></category>
		<category><![CDATA[サブスク]]></category>
		<category><![CDATA[野球メディア]]></category>
		<category><![CDATA[スポーツファン]]></category>
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					<description><![CDATA[■野球はどこまで有料になるのか 　気づけば毎月、サブスクの引き落としがある。野球中継の有料会員、ファンの方ならファンクラブ。野球を追いかけるだけで、それなりの金額が消えていく時代になった。 　私が子どもの頃は、もっと身近 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p><img loading="lazy" decoding="async" width="2560" height="1708" class="aligncenter wp-image-45896 size-full" src="/wp-content/uploads/2026/01/scorebook43.jpg" alt=""></p>
<h1 class="p1">■野球はどこまで有料になるのか</h1>
<p><span style="font-weight: 400;">　気づけば毎月、サブスクの引き落としがある。野球中継の有料会員、ファンの方ならファンクラブ。野球を追いかけるだけで、それなりの金額が消えていく時代になった。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　私が子どもの頃は、もっと身近だった。テレビをつければ巨人戦が映っていたし、新聞のスポーツ欄に昨日の全試合結果が載っていた。今もテレビ中継はあるけれど、観たい試合を観たいだけ観ようと思ったら、結局どこかで課金が必要になる。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　球場に行けば観られた。テレビをつければ中継があった。その頃と比べると、情報量も格段と増えてはいるが、無料で触れられる情報は減って、「ファンであり続けるコスト」は確実に上がっている。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　メディアは広告収入だけでは成り立たない時代になり、球団は入場料以外の収益源を求め、選手は自分の価値を直接マネタイズする。三者それぞれが「どこまで有料化するか」を探っている構図になっている。
</span></p>
<h1 class="p1">■何に一番お金が動いてるのか</h1>
<p><span style="font-weight: 400;">　ファンの財布の紐が緩む場所も変わってきた。アイドルの「推し活」が野球にも流れ込んで、「応援する」こと自体が課金対象になった。球団が用意するチケットやグッズより、選手個人に直接届く課金の方が、ファンの熱を掴んでいるのかもしれない。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　私たち編集者も岐路に立たされている。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　ネットに情報が溢れ、SNSで速報が流れる。試合結果も選手コメントも、誰もが同じタイミングで手に入る。無料記事だけで読者を掴むのは難しい。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　生き残るメディアは、「ここでしか読めない」価値を作り続けている。独自取材の深掘り、選手の本音を引き出すインタビュー、データに基づいた考察。そして、読者が「お金を払ってでも読みたい」と思える編集。無料で撒く情報と、有料で届ける体験を分ける。編集者の腕が問われる時代になった。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　正直、どこまで無料で出すべきか、どこから有料にするべきか迷うこともある。でも一つだけ確信していることがある。「これは読む価値があった」と思ってもらえる記事を作り続けること</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　球団もいろいろと面白い取り組みをしている球団もある。「球場に来てもらう」前の接点づくりに力を入れている。キッズルームやキッズフィールドで子連れ観戦のハードルを下げ、公式アプリのゲームやポイント機能で試合のない日も毎日触れる理由を作る。「いつの間にかファンになっていた」状態を設計する取り組みといえる。無料施策の先に、記憶に残る観戦体験と長期的な関係性が生まれる。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　無料での接点を増やして、やがて「お金を払ってでも応援したい」と思える関係性を育てる。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　野球を取り巻く環境は変わっている。メディアも球団も選手も、生き残りをかけて有料化を進めている。一方で、無料の接点を大切にする動きもある。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　野球メディアを運営する私もソフトバンクホークスの専門サイトで、サブスクを運営している。金額に見合った価値を提供することでファンの満足度を高め、欠かせない存在になろうとしている。そのためにファンや野球界、チームに何が必要かを考えて、今日を過ごす。</span></p>
<p><span style="font-weight: 400;">　すべてを有料にすれば、新しいファンは生まれない。すべてを無料にすれば、続かない。その境界線を、私たちはまだ探している途中だ。ただ、少しずつわかってきてはいる。大切なのは、ファンが何を考えているのか。ヒントはスタジアムに必ずある。</span></p>
<p>
■ソフトバンクホークス専門サイト「鷹フル」<br>
<a href="https://taka.full-count.jp/" target="_blank" style="color: #0000ff;" rel="noopener">https://taka.full-count.jp/</a><br>
「ホークスを創るのは、わたしたち。」をコンセプトに、ファンと共に語り、共に創る“円陣”のような発信基地です。誹謗中傷のない会員制の空間だからこそ、同じ熱量を持つ仲間と、時には番記者たちと純粋に喜びや悔しさを分かち合えます。“公式”の外にある本音や本質に触れるだけでなく、限定イベントなどの体験を通じて愛を深め合う「参加型サービス」であり、ホークス愛で繋がる純粋な空間と、価値ある情報を創っていきます。</p>
<div class="article-author"><img loading="lazy" decoding="async" width="1261" height="1283" class="aligncenter size-full wp-image-45354" src="/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真.jpg" alt="" srcset="https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真.jpg 1261w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-295x300.jpg 295w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-1006x1024.jpg 1006w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-425x432.jpg 425w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/10/楢崎顔写真-768x781.jpg 768w" sizes="(max-width: 1261px) 100vw, 1261px" />
<strong>楢崎 豊（NARASAKI YUTAKA）</strong><br>
2002年に報知新聞社で記者職。サッカー、芸能担当を経て、2004年12月より野球担当。2015年まで巨人、横浜（現在DeNA）のNPB、ヤンキース、エンゼルスなどMLBを担当。2015年からは高校野球や読売巨人軍の雑誌編集者。2019年1月に退社。同年2月から5つのデジタルメディアを運営するITのCreative2に入社。野球メディア「Full-Count」編集長を2023年11月まで務める。現在はCreative2メディア事業本部長、Full-CountのExecutive Editor。<br>
【SNS】<br>
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