【浪乃花教天の名古屋場所ぶちかまし!】大相撲七月場所 - 八日目 –

浪乃花教天の名古屋場所ぶちかまし!

八日目

勝ち □負け

十両

千代の海(2勝6敗)● ― ○琴ノ若(3勝5敗)

立合い千代の海は頭で当たり突いていき琴ノ若は胸で受け下からあてがいながら突いて一気に攻め押し出して勝負を決める。琴ノ若は立合い下から手を出し千代の海の突きをはね上げ突いて一気に攻めた事と常に相手を正面においた事が良かったですね。

幕内

阿武咲(4勝4敗)○ ― ●宝富士(2勝6敗)

立合い阿武咲は頭で当たり前に攻め宝富士は胸で受け阿武咲は右、左と差し込もうとし宝富士はそれを押っつけながら前に攻め土俵際阿武咲は右を深く差し込みながら回り込み右四つになり押し返し宝富士の足が揃ったところを左から突き落として勝負を決める。阿武咲は手を出さなくなり立合いが威力を増し自分の距離感でいい流れで相撲が取れている。

朝乃山(3勝5敗)○ ― ●遠藤(3勝5敗)

立合いお互い頭で当たり朝乃山は両差しを狙いながら前に攻め遠藤はそれをさせまいと下から押っつけてくいさがり右四つに組み合い、朝乃山は更に前に攻め圧力をかけ遠藤は土俵につまり残そうとするが朝乃山は上手を引き直ぐに体をひらいて上手投げで勝負を決める。朝乃山はしっかり圧力をかけて攻め上手を引き直ぐに体をひらき肩を入れ上手投げを下に打っているのがいいですね。

阿炎(3勝5敗)○ ― ●竜電(3勝5敗)

立合い阿炎は両手突きでいき突いて竜電は下からあてがいながら前に攻め土俵際阿炎はタイミングよく竜電のあてがい押し上げる手を外し、回り込みながら引き落として勝負を決める。竜電はしっかり廻しを引いて攻めるべき!阿炎は上手く相手の力を利用し外すタイミングが良かったですね。

豪栄道(3勝5敗)■ ― □明生(2勝6敗)

豪栄道は今日から休場のため明生の不戦勝です。明生はこの不戦勝をいい方に持っていって欲しいですね。

鶴竜(8勝0敗)○ ― ●大栄翔(3勝5敗)

立合いお互い頭で当たり大栄翔は下から突いて前に攻め横綱は右に回りながら大栄翔の突き手を外していなし体が離れ頭で当たり合い大栄翔が突いて攻めようとしたところを横綱は右に回りながらはたき込んで勝負を決める。大栄翔はよく攻めましたが相手を正面において攻めることが出来ず力を100%伝えることが出来なかった!横綱は下半身がしっかりしていて相手の力を上手くにがしエコですね。

正代(4勝4敗)● ― ○白鵬(8勝0敗)

立合い横綱は踏み込んで左前廻しを引き前に攻め正代は両手差しにいくが差せず左四つになり土俵際左からすくって回り込み体が離れ正代は頭から当たり横綱は右から張って下がりながら右を差し前に攻めた所を正代が引き、体が離れ正代が攻めた所を横綱は引き落として勝負を決める。正代にも勝機はありましたが決めきれませんでしたね。まあ相手は横綱ですからね。

中日を終わって両横綱が八連勝!このまま両横綱がいくのかそれとも………。

P.S. 4大関中3大関が休場!凄く残念です。

浪乃花 教天(なみのはな かずたか)
1969年3月19日生/青森県出身

1984年(昭和59年)二子山部屋入門
1984年(昭和59年)5月場所 – 初土俵
1990年(平成2年)11月場所 – 新十両
1992年(平成4年)9月場所 – 新入幕
1994年(平成6年)11月場所 -敢闘賞受賞
1995年(平成7年)3月場所 東小結昇進
1997年(平成9年)3月場所 – 引退

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