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	<title>スター | アスリート街.com</title>
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		<title>【令和の断面】vol.174「角界にスター誕生　熱海富士」</title>
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		<pubDate>Thu, 28 Sep 2023 00:30:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[令和の断面]]></category>
		<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[角界]]></category>
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		<category><![CDATA[パワー]]></category>
		<category><![CDATA[大相撲秋場所]]></category>
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					<description><![CDATA[「角界にスター誕生　熱海富士」 　スター誕生。　角界に待望の新星が現れた。　21歳、熱海富士（伊勢ヶ濱部屋）。　身長185センチ、体重181キロ。 　大相撲秋場所。　千秋楽を迎えて東前頭15枚目の熱海富士は、11勝3敗で [&#8230;]]]></description>
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<p><img fetchpriority="high" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-13758" src="https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2020/01/sitebanner_sportscolum3.jpg" alt="" width="1600" height="524" srcset="https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2020/01/sitebanner_sportscolum3.jpg 1600w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2020/01/sitebanner_sportscolum3-300x98.jpg 300w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2020/01/sitebanner_sportscolum3-768x252.jpg 768w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2020/01/sitebanner_sportscolum3-1024x335.jpg 1024w" sizes="(max-width: 1600px) 100vw, 1600px" /><br /><span class="title_column">「角界にスター誕生　熱海富士」</span></p>
<p>　スター誕生。<br />　角界に待望の新星が現れた。<br />　21歳、熱海富士（伊勢ヶ濱部屋）。<br />　身長185センチ、体重181キロ。</p>
<p>　大相撲秋場所。<br />　千秋楽を迎えて東前頭15枚目の熱海富士は、11勝3敗で単独の首位だった。この日の本割で朝乃山に勝てば、入門以来18場所の超スピード優勝が決まる。得意は「右よつ」。一度、右のまわしをつかめば、181キロの巨体を寄せられて相手はなすすべがない。そのまま圧力をかけられて寄り切られてしまう。<br />　たとえ離れての相撲になっても軽快なフットワークと土俵際の粘りで簡単に落ちることはない。<br />　とにかく見ていて楽しい力士だ。</p>
<p>　なかでも私が大好きなのは、立ち合い前の独特なステップ仕切りだ。<br />　塩を蒔いて、仕切り線の前に来るとまずは天井をじっと見つめて息を整える。<br />　そして蹲踞（そんきょ）の姿勢を取ってから、彼の不動のルーティーンが始まる。<br />　立ち上がると左足で土俵を掻いて、右足で仕切り線をきれいにする。<br />　そこからステップを踏むこと8回。<br />　左足で土俵を掻くと、今度は右足。また左、そして右。そして5回目の左足になると小さくピョーンと跳んで着地すると、6回目の右足も小さく跳び上がる。<br />　7回目は左足、8回目は右足とこれまた小さくステップを踏んで熱海富士のルーティーンが完結する。</p>
<p>　この間、相手を待たすような形にもなるが、熱海富士は臆することなく毎回決まってこの仕切りを敢行する。</p>
<p>　この熱海富士の独特のステップには、二つの大きな意味があると感じる。<br />　ひとつ目は、どんな相手でも、どんな場面でも、必ず自分のルーティーンを実行することで自分のペースで相撲を取ることができる。<br />　もうひとつは、軽やかに跳ぶことによって、足首や下半身を柔らかく使うことができることだ。いや、そもそも下半身を柔らかく使っているからこそ、あのステップが踏めるのだろう。181キロの体重がありながらも、それを感じさせない軽快さが熱海富士にはある。<br />　その柔らかいステップがあるからこそ、どこまでも粘り強い相撲が取れるのだ。</p>
<p>　残念ながら優勝決定戦で貴景勝に負けた熱海富士は、初優勝こそ逃したが、これからは必ず優勝争いに絡んでくることだろう。</p>
<p>　ちなみに優勝決定戦では、立ち合いで貴景勝が左に変わって「はたき込み」を食らったが、この相撲の伏線は、二人が直接対決した13日目の相撲にあった。<br />　この時の貴景勝は、熱海富士の当たりを真っ向から受けて立ち、押し込まれる場面もあったが、最後は右を差して熱海富士を寄り切った。<br />　大関の強さを身に染みて感じた熱海富士は、さらに厳しい立ち合いをしなければ勝てないと思ったのだろう。<br />　優勝決定戦では、まっすぐ頭からぶつかっていった熱海富士だったが、この突進を察知した貴景勝が、左に変わって「はたき込み」で勝ったのだ。</p>
<p>　貴景勝は勝つには勝ったが、熱海富士の当たりを避けたのは、それだけ熱海富士の立ち合いにパワーがあるということだ。</p>
<p>　優勝こそ逃したが、熱海富士がユニークでスター性のある力士であることは、今場所で十二分に証明された。</p>
<p>　断言しよう。<br />　これから熱海富士の時代がくる！</p>
<div style="border: 1px solid #c9c9c9; padding: 10px; background: #f2f2f2; min-height: 200px; margin-bottom: 20px;"><span style="font-size: 17px;"><strong>青島 健太 Aoshima Kenta</strong></span><br />昭和33年4月7日生／新潟県新潟市出身<br />慶応大学野球部→東芝野球部→ヤクルトスワローズ入団（昭和60年）<br />同年5月11日の阪神戦にてプロ野球史上20人目となる公式戦初打席初ホームランを放つ。<br />5年間のプロ野球生活引退後、オーストラリアで日本語教師を経験。帰国後スポーツをする喜びやスポーツの素晴らしさを伝えるべくスポーツライタ―の道を歩む。<br />オリンピックではリレハンメル、アトランタ、長野、シドニー、ソルトレークシティー、アテネで、サッカーＷ杯ではアメリカ、フランス、日韓共催大会でキャスターを務める。<br />現在はあらゆるメディアを通して、スポーツの醍醐味を伝えている。<br />2022年7月の参議院議員選挙で初当選。</div>
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