<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>野球塾 | アスリート街.com</title>
	<atom:link href="https://www.athletegai.com/tag/%e9%87%8e%e7%90%83%e5%a1%be/feed/" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://www.athletegai.com</link>
	<description>アスリート総合応援情報サイト</description>
	<lastBuildDate>Tue, 19 Mar 2024 06:53:11 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>
	hourly	</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>
	1	</sy:updateFrequency>
	<generator>https://wordpress.org/?v=6.4.8</generator>
	<item>
		<title>三井康浩＃3 「名選手を育てた分析のプロが指導者に　子どもたちに伝えていきたい技術」</title>
		<link>https://www.athletegai.com/2024/03/25/heros-comeback5-3/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[athletegai]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 25 Mar 2024 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[HERO'S COME BACK～あのヒーローは今～]]></category>
		<category><![CDATA[野球]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[セカンドキャリア]]></category>
		<category><![CDATA[三井康浩]]></category>
		<category><![CDATA[巨人]]></category>
		<category><![CDATA[野球塾]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.athletegai.com/?p=15972</guid>

					<description><![CDATA[野球 三井康浩 インタビュー セカンドキャリア 巨人 野球塾 #1 巨人でもV、侍ジャパンでもV　三井康浩が伝説のスコアラーになるまで#2 侍ジャパンを世界一に導いた頭脳　忘れられないミーティングとイチローの決勝打 巨人 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<div style="text-align: center;">
<ul>
<li style="background: #ec6d74; margin: 5px; display: inline-block; font-weight: bold; letter-spacing: 4px; width: 80px; padding-left: 5px; text-align: center;"><a style="color: #ffffff;" href="https://www.athletegai.com/tag/野球/">野球</a></li>
<li style="background: #ec6d74; margin: 5px; display: inline-block; font-weight: bold; letter-spacing: 4px; width: 100px; padding-left: 5px; text-align: center;"><a style="color: #ffffff;" href="https://www.athletegai.com/tag/三井康浩/">三井康浩</a></li>
<li style="background: #ec6d74; margin: 5px; display: inline-block; font-weight: bold; letter-spacing: 4px; width: 150px; padding-left: 5px; text-align: center;"><a style="color: #ffffff;" href="https://www.athletegai.com/tag/インタビュー/">インタビュー</a></li>
<li style="background: #ec6d74; margin: 5px; display: inline-block; font-weight: bold; letter-spacing: 4px; width: 200px; padding-left: 5px; text-align: center;"><a style="color: #ffffff;" href="https://www.athletegai.com/tag/セカンドキャリア/">セカンドキャリア</a></li>
<li style="background: #ec6d74; margin: 5px; display: inline-block; font-weight: bold; letter-spacing: 4px; width: 80px; padding-left: 5px; text-align: center;"><a style="color: #ffffff;" href="https://www.athletegai.com/tag/巨人/">巨人</a></li>
<li style="background: #ec6d74; margin: 5px; display: inline-block; font-weight: bold; letter-spacing: 4px; width: 90px; padding-left: 5px; text-align: center;"><a style="color: #ffffff;" href="https://www.athletegai.com/tag/野球塾/">野球塾</a></li>
</ul>
<p><a href="https://www.athletegai.com/2024/03/11/heros-comeback5-1/"><span style="font-family: -apple-system, BlinkMacSystemFont, 'Segoe UI', Roboto, Oxygen-Sans, Ubuntu, Cantarell, 'Helvetica Neue', sans-serif; font-size: revert; color: blue; text-decoration-line: underline;">#1 </span><span style="font-family: -apple-system, BlinkMacSystemFont, 'Segoe UI', Roboto, Oxygen-Sans, Ubuntu, Cantarell, 'Helvetica Neue', sans-serif; font-size: revert; color: blue; text-decoration-line: underline;">巨人でもV、侍ジャパンでもV　三井康浩が伝説のスコアラーになるまで</span></a><span style="text-decoration: underline; color: blue; margin-left: 30px;"><span style="color: #0000ff;"><a style="color: #0000ff; text-decoration: underline;" href="https://www.athletegai.com/2024/03/18/heros-comeback5-2/"><br />#2 侍ジャパンを世界一に導いた頭脳　忘れられないミーティングとイチローの決勝打</a></span><br /></span></p>
</div>
<h5><img fetchpriority="high" decoding="async" class="aligncenter wp-image-16042 size-full" src="https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/03/第3回用三井氏.png" alt="" width="5568" height="3712" srcset="https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/03/第3回用三井氏.png 5568w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/03/第3回用三井氏-300x200.png 300w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/03/第3回用三井氏-1024x683.png 1024w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/03/第3回用三井氏-648x432.png 648w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/03/第3回用三井氏-768x512.png 768w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/03/第3回用三井氏-1536x1024.png 1536w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/03/第3回用三井氏-2048x1365.png 2048w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/03/第3回用三井氏-272x182.png 272w" sizes="(max-width: 5568px) 100vw, 5568px" /></h5>
<h5 style="border-bottom: 2px solid #ccc; margin: 2.4em 0 1em;"><span style="font-size: 15pt;">巨人と侍ジャパンを頂点に導いた分析のプロ　伝説のスコアラー・三井康浩の野球人生（インタビュー全3回）#3</span></h5>
<div style="border: 1px solid #c9c9c9; padding: 10px; background: #f2f2f2;">元巨人の外野手、スコアラーとして活躍した三井康浩氏は巨人軍を退団後、野球塾「Sou Baseball Clinic」を開講し、子どもたちの育成に力を注いでいる。かつては松井秀喜氏、高橋由伸氏、阿部慎之助氏に助言を送った名伯楽は、将来のプロ野球選手を作るために汗を流している。その他、講演や野球出張指導をしている三井氏のセカンドキャリアを伝える。（第3回）</div>
<div> </div>
<div>
<p><span class="s2">■</span>東京・足立区の野球塾では主に中学生をメインに指導、名門高校にも送り出している</p>
<p>　長年務めた巨人軍を退団。最後の職は編成だった。スカウトとして全国のアマチュア野球を見る機会があった。その中で感じたことが、現在の指導者としての道を拓いた。</p>
<p>「自分がプロ野球を辞めて思ったのは、なかなかいい選手が（プロの世界に）上がってこないということ。そういう印象があったので、いい選手を育てたいと思いました。ここで言う“いい選手”とはプロで活躍できるような、基本がしっかりしている選手のことです。幹も育てて、枝葉も伸ばしていく。応用力がある選手を作っていきたいと思っています」</p>
<p>　指導者になって5年目になった。教えていた小学生が、12球団ジュニアトーナメントに出場するメンバーに選出されるまでになった。中学生においては名門高校から勧誘を受ける選手も出てきた。</p>
<p>「ジュニアの選手が出てきたり、お誘いを受けたりすることはもちろん、嬉しいことですが、何より喜びを感じるのは、その子が着実に伸びてきているということです。技術のレベルはどうあれ、入った時より、どんどん伸びている。『この子、ひょっとしたら…』と思う子もいます。中学生だったら、素材をさらに伸ばしてくれるような高校に行けたらいいなと思っています」</p>
<p>　長く、プロ野球を見てきたとあって、子どもの指導には熱が入る。正しい知識を子どもたちに植え付けたいと考える一方で、指導者を見れば、選手が伸びるのか、伸びないのかが手に取るようにわかる。</p>
<p>「『お前はなんであんなプレーをしたんだ』『試合には使わないぞ』という怒気を含んだ大人の言葉に子どもは敏感です。萎縮させてしまい、プレーが消極的になります。子どもの可能性も消してしまいます。短所を指摘されれば、プロ選手だった嫌な顔をします。萎縮せずに伸び伸びとやらせることが、この年代の選手の100パーセントのパフォーマンスを生むと思うんです。小さいころから野球をやっているのですから、中学、高校、大学と野球を続けてほしいです」</p>
<p><span class="s2">■</span>順調に生徒が増えている野球塾、最初は施設探しから始まった</p>
<p>　最初は週に数回しかなかった野球塾も、元プロの鋭い分析に基づいた野球指導が評判となり、今では毎日のように開講しているほど人気のスクールになった。だが、決して順風満帆だったわけではない。</p>
<p>「ジャイアンツを辞めてからは大変でしたね。（軌道に乗るまでの仕事探しは）大変なことしかない。最初の2年はしんどかったですね。自分は何ができるかと考えていたところ、妻が『野球スクールしかないでしょう』というから、ゼロから始めました。だんだん生徒さんが集まってきた。自分がしっかりしたことを教えれば口コミで広がる。個人レッスンが増えているので、ある程度、その辺を認めてくれているのではないかと思っています」</p>
<p>　三井氏は自分の運転する車で施設探しから始めた。都内にある野球室内練習場に行き、野球スクールで使わせてもらえるかを交渉した。</p>
<p>「東京・足立区にあるフィールドフォースボールパークさんが、『一緒にやりましょう』と言ってくださいました。そこから始まりましたね。最初は生徒がいなかったので、自分の息子とその友達を連れてきて、教えていました」</p>
<p>　施設で行っている本格的な野球指導は口コミで広がり、都内の強豪チームに通う中学生までも三井氏の指導を受けにくるようになった。中では、チームの練習よりも、個人レッスンに時間を割く生徒も出るほどだ。三井氏の野球塾は中学生が大半を占める。そのほかは小学生や社会人。選手やその保護者から来る質問、疑問はどのような内容が多いのだろうか。</p>
<p>「進路のことですね。どこの高校がいいのかということが多いです。どうすればレギュラーをとっていけるとか活躍ができるかを考えてあげていますね。社会人の子は独立に入りたいという人や、プロのテストを受けたいという人も多い。そういう部分で助けになれればと思っています」</p>
<p>　球界の盟主・巨人、そして侍ジャパンで頂点を極めた男だからこそ、見える野球界の未来。子どもたちと接し、より高みを目指して、指導していきたい思いが強い。プロにさせるのが目的ではない。楽しく、そして長く野球をさせてあげたい。</p>
<p>「もっともっと、野球人口を増やしていきたいですね。高校、大学、社会人までできるように力をつけさせてあげたい。その中から、メジャーリーグで張り合えるような選手をいっぱい出したいなと思っています。プロでもいっぱいお金もらえると、そのお金に満足してしまうから、その先を見据える選手、お客さんを喜ばすようなプレーに、プライドを持っていける選手を育成していきたいです」</p>
</div>
<div> </div>
<div>（終わり）</div>
<div style="border: 1px solid #8c8c8c; padding: 10px; background: #ffffff; min-height: 170px;"><img decoding="async" class="aligncenter wp-image-15850 size-full" style="width: 150px; margin: 30px 0;" src="https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/02/三井康浩さんプロフィール用写真-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" /><br /><strong><span style="font-size: 22px;">三井康浩（みつい・やすひろ）</span></strong>
<p>1961年1月19日、島根県出身。出雲西高から78年ドラフト外で巨人に入団。85年に引退。86年に巨人2軍サブマネジャーを務め、87年にスコアラーに転身。02年にチーフスコアラー。08年から査定を担当。その後、編成統括ディレクターとしてスカウティングや外国人獲得なども行った。2009年にはWBC日本代表のスコアラーも務めた。現在は東京・足立区のフィールドフォースボールパーク2で野球スクール「Sou Baseball Clinic」を開講中。多くの中学生が集まり、名門高校へ送り出している。</p>
</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>三井康浩＃2 「侍ジャパンを世界一に導いた頭脳　忘れられないミーティングとイチローの決勝打」</title>
		<link>https://www.athletegai.com/2024/03/18/heros-comeback5-2/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[athletegai]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 18 Mar 2024 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[HERO'S COME BACK～あのヒーローは今～]]></category>
		<category><![CDATA[野球]]></category>
		<category><![CDATA[侍ジャパン]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[セカンドキャリア]]></category>
		<category><![CDATA[三井康浩]]></category>
		<category><![CDATA[巨人]]></category>
		<category><![CDATA[野球塾]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.athletegai.com/?p=15965</guid>

					<description><![CDATA[野球 三井康浩 インタビュー セカンドキャリア 巨人 野球塾 侍ジャパン #1 巨人でもV、侍ジャパンでもV　三井康浩が伝説のスコアラーになるまで#3 名選手を育てた分析のプロが指導者に　子どもたちに伝えていきたい技術  [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<div style="text-align: center;">
<ul>
<li style="background: #ec6d74; margin: 5px; display: inline-block; font-weight: bold; letter-spacing: 4px; width: 80px; padding-left: 5px; text-align: center;"><a style="color: #ffffff;" href="https://www.athletegai.com/tag/野球/">野球</a></li>
<li style="background: #ec6d74; margin: 5px; display: inline-block; font-weight: bold; letter-spacing: 4px; width: 100px; padding-left: 5px; text-align: center;"><a style="color: #ffffff;" href="https://www.athletegai.com/tag/三井康浩/">三井康浩</a></li>
<li style="background: #ec6d74; margin: 5px; display: inline-block; font-weight: bold; letter-spacing: 4px; width: 150px; padding-left: 5px; text-align: center;"><a style="color: #ffffff;" href="https://www.athletegai.com/tag/インタビュー/">インタビュー</a></li>
<li style="background: #ec6d74; margin: 5px; display: inline-block; font-weight: bold; letter-spacing: 4px; width: 200px; padding-left: 5px; text-align: center;"><a style="color: #ffffff;" href="https://www.athletegai.com/tag/セカンドキャリア/">セカンドキャリア</a></li>
<li style="background: #ec6d74; margin: 5px; display: inline-block; font-weight: bold; letter-spacing: 4px; width: 80px; padding-left: 5px; text-align: center;"><a style="color: #ffffff;" href="https://www.athletegai.com/tag/巨人/">巨人</a></li>
<li style="background: #ec6d74; margin: 5px; display: inline-block; font-weight: bold; letter-spacing: 4px; width: 90px; padding-left: 5px; text-align: center;"><a style="color: #ffffff;" href="https://www.athletegai.com/tag/野球塾/">野球塾</a></li>
<li style="background: #ec6d74; margin: 5px; display: inline-block; font-weight: bold; letter-spacing: 4px; width: 130px; padding-left: 5px; text-align: center;"><a style="color: #ffffff;" href="https://www.athletegai.com/tag/侍ジャパン/">侍ジャパン</a></li>
</ul>
<p><a href="https://www.athletegai.com/2024/03/11/heros-comeback5-1/"><span style="font-family: -apple-system, BlinkMacSystemFont, 'Segoe UI', Roboto, Oxygen-Sans, Ubuntu, Cantarell, 'Helvetica Neue', sans-serif; font-size: revert; color: blue; text-decoration-line: underline;">#1 </span><span style="font-family: -apple-system, BlinkMacSystemFont, 'Segoe UI', Roboto, Oxygen-Sans, Ubuntu, Cantarell, 'Helvetica Neue', sans-serif; font-size: revert; color: blue; text-decoration-line: underline;">巨人でもV、侍ジャパンでもV　三井康浩が伝説のスコアラーになるまで</span></a><span style="text-decoration: underline; color: blue; margin-left: 30px;"><span style="color: #0000ff;"><a style="color: #0000ff; text-decoration: underline;" href="https://www.athletegai.com/2024/03/25/heros-comeback5-3/"><br />#3 名選手を育てた分析のプロが指導者に　子どもたちに伝えていきたい技術</a></span><br /></span></p>
</div>
<h5><img decoding="async" class="aligncenter wp-image-16040 size-full" src="https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/03/第2回用三井氏.png" alt="" width="5568" height="3712" srcset="https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/03/第2回用三井氏.png 5568w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/03/第2回用三井氏-300x200.png 300w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/03/第2回用三井氏-1024x683.png 1024w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/03/第2回用三井氏-648x432.png 648w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/03/第2回用三井氏-768x512.png 768w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/03/第2回用三井氏-1536x1024.png 1536w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/03/第2回用三井氏-2048x1365.png 2048w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/03/第2回用三井氏-272x182.png 272w" sizes="(max-width: 5568px) 100vw, 5568px" /></h5>
<h5 style="border-bottom: 2px solid #ccc; margin: 2.4em 0 1em;"><span style="font-size: 15pt;">巨人と侍ジャパンを頂点に導いた分析のプロ　伝説のスコアラー・三井康浩の野球人生（インタビュー全3回）#2</span></h5>
<div style="border: 1px solid #c9c9c9; padding: 10px; background: #f2f2f2;">元巨人の外野手、スコアラーとして活躍した三井康浩氏は2009年のWBCの侍ジャパンのチーフスコアラーでもあった。現役時代から巨人の一員として戦ってきた原辰徳監督からオファーを受け、侍の分析班となった。重圧の中、どのようにしてチームをまとめ、世界一へと上り詰めたのか。決勝の韓国戦のベンチで起きたイチロー選手との会話にも迫る（第2回）</div>
<div> </div>
<div>
<p><span class="s2">■</span>伝説のスコアラーと呼ばれた三井康浩氏、侍ジャパン編</p>
<p>　三井氏は巨人軍のスコアラーを1986年から2007年まで務めた。スコアラーの後は球団フロントとして編成やスカウト、外国人獲得に尽力した。その鋭い目でマイルズ・マイコラス投手（現カージナルス）らを獲得。原辰徳監督を支え続けた。名将とは忘れられない時間を過ごしてきた。</p>
<p>「2008年だったかと思います。来年（2019年）にWBC（ワールド・ベースボール・クラシック）があるけど監督は誰になるんだろうと最初は漠然と思っていました。原監督になると聞き、一人のファンとして楽しみにしていました」</p>
<p>　2008年はリーグ連覇を果たし、巨人はハワイへ優勝旅行に出掛けていた。当然、三井氏も参加。旅行を普通に楽しむ姿を原監督に驚かれたのだった。三井氏の頭の中は？マークが付いていた。</p>
<p>「私は腎臓が悪く、23歳で現役引退をしました。週3回、人工透析を受けないといけません。もちろんハワイでも受けることはできますから、海外とはいえ、V旅行にはいくわけです。そうしたら監督が驚かれて…次のWBCのスコアラーを三井にお願いしたいと言っていただけたそうなのですが、透析をしないといけない体だから日本から出ることは難しい、配慮しないといけないという理由で断られた、と。海外でも治療はできるから問題はないですと説明させていただきました」</p>
<p>　原監督の行動は早かった。すぐに三井氏のスコアラーをチームに打診。正式なオファーが届いた。そこから日本や対戦国、地域を分析する日々が始まった。</p>
<p>「集まる選手はメジャーリーガー、日本で活躍している選手ばかりです。イチロー選手、城島選手、松坂投手に福留選手…。いくら私が巨人の分析で実績があっても、彼らの方が海外のチームの情報を知っています。でも、スコアラーとして自分がやってきたポリシーに選手を絶対に迷わせないというものがあります。その瞬間に、最適なアドバイスを思い切って、言うことを決めました」</p>
<p>　韓国とは決勝で当たるまで、何度も対戦をした。最初の対戦は3月7日の東京ドーム、第1ラウンドの第2戦だった。北京五輪で星野ジャパンが苦しんだ日本キラーの左腕、キム・グァンヒョン（金廣鉉）が先発した。ここで三井氏の読みが当たる。</p>
<p>「同じ失敗をするわけにはいきませんから。私が指示をしたのは彼が一番得意として、五輪でも日本がやられたスライダーを狙って行けということでした。投手にとって得意球を狙っていけば、その数は減っていくし、日本の高いレベルの打者ならばそれだけ狙って行けば攻略するのではないかと考えました」</p>
<p>　初回。1番打者だったイチロー選手が直球を見送り、スライダーを捉えて、ライト前にヒット。この一打が大きかった。2番打者以降も徹底してスライダーを叩き、打線が繋がった。序盤に大量の8得点。見事に打ち崩したのだった。</p>
<p>「選手たちには真ん中から変化してくるスライダーはボールになる、なども伝えていましたね。ただ、やっぱりあれだけの選手たちだからできたことだと思いますよ。これで韓国サイドは『日本はキム・グァンヒョンの癖が分かっている』となったので、ラッキーでしたね。投手は混乱したでしょうね。癖なんて全然わかっていなかったので」</p>
<p><span class="s2">■</span>2009年WBC決勝戦、韓国戦でイチローに「何を狙えばいいですか？」</p>
<p>　世界一に向けて、一丸となった。第2ラウンドでキューバと対戦。メジャーでも活躍するチャップマンが先発だった。160キロを超えるスピードボールを投げる長身左腕を攻略するためにはどうするか。選手を迷わせないために、思考を巡らせた。</p>
<p>「選手たちには高めを思い切って、捨てさせました。ストライクを取られてもいい高さのものも、手を出さないように指示しました。高めに浮いてくる威力のある球は打つことが難しい。ヘルメットを深く被り、高めのボールが視界に入りにくくなるようにしてもらいました。実際にやってくれるか不安でしたが、選手たちはやってくれましたね」</p>
<p>　侍ジャパンは制球の定まらなかったチャップマンの球をしっかりと見極め、四球でチャンスメークした。塁に出れば、盗塁をする仕草を見せて揺さぶった。その動きが左腕を惑わせた。チャップマンは不安定なピッチングになり、3回途中で降板。エースを引きずり下ろし、二番手投手以降を見事に攻略。6-0で勝利した。</p>
<p>「米国戦でも投手陣の癖を見抜くことができたので、メジャーリーガー相手でも打ち崩すことができました。決勝戦はまたしても韓国だったので、キューバや米国のようにはいきません。この試合は試合前に具体的な指示はしませんでした」</p>
<p>　原監督からもここまできたら選手に一任しようという話になった。メンバーが大会を通じて、感じたことを尊重し、正解を導き出すことを願った。試合はシーソーゲームの様相。3-3で、延長10回を迎えた。マウンド上では韓国のクローザー、イム・チャンヨン（林昌勇）が投げていた。2死一、三塁になり、勝ち越しのチャンス。打席にはイチローが入ろうとしていた。</p>
<p>「イチロー選手はこの試合まで不振でした。見たことがないような姿でした。決勝戦の大事な場面で、打席に入る前、イチロー選手は私に『僕は何を狙えばいいですか？』と意見を求めてきたのです。イチロー選手が私に聞いてきたのは、この時が初めてでした」</p>
<p>　大会中、何も言わず、指示通りにプレーしてくれていたイチローがクライマックスに聞いてきたことに三井氏も驚きを隠せなかった。</p>
<p>「思わず、『え？　この場面で？　俺に聞く？』って動揺してしまいましたよ。ただ、選手が自分に聞いてきたときは迷わせないこと、考える時間を与えないことをポリシーにしていたので、ここはシンカー（狙い）だけでいいと言いましたね」<br />　<br />　シンカーは、林昌勇の勝負球。韓国屈指のクローザーがイチローに対して、一番自信のある球を投げてこないはずがないと分析した。そう伝えるとイチローをバッターボックスへ送り出した。</p>
<p>「イチロー選手から、それに大事な局面で頼りにしてもらえたのはうれしかったですね。左打者のイチロー選手に対しては外に逃げていくシンカーは有効なボールですから、最後はそれで仕留めてくるに違いないと考えました」</p>
<p>　初球は直球でボール。2球目も直球でストライク（一塁走者が盗塁し、2死二、三塁に）。イチローはその後もボールを見極め、追い込まれるとゾーンに入ってきた直球はカット（ファウル）。狙いは変えず、8球目、高速シンカーを捉えて、センターに弾き返したのだった。2点タイムリーとなり、5-3で日本が勝利を収めた。</p>
<p>「大会を通じて、結果が出ていたことで選手みんなが私のことを信じてみようかなという気になったのだと思います。最初に韓国エース・金を攻略できたことが大きかったですね。イチロー選手も調子は悪かったんですが、ずっと一人、室内で打っていたこともありましたから。イチロー選手の努力に報いたいという気持ちでした」</p>
<p>　2023年も侍ジャパンは、この時以来の世界一を奪還した。それも2009年の経験があったからこそ、達成できたことは間違いない。</p>
</div>
<div> </div>
<div>（第3回に続く）</div>
<div style="border: 1px solid #8c8c8c; padding: 10px; background: #ffffff; min-height: 170px;"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-15850 size-full" style="width: 150px; margin: 30px 0;" src="https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/02/三井康浩さんプロフィール用写真-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" /><br /><strong><span style="font-size: 22px;">三井康浩（みつい・やすひろ）</span></strong>
<p>1961年1月19日、島根県出身。出雲西高から78年ドラフト外で巨人に入団。85年に引退。86年に巨人2軍サブマネジャーを務め、87年にスコアラーに転身。02年にチーフスコアラー。08年から査定を担当。その後、編成統括ディレクターとしてスカウティングや外国人獲得なども行った。2009年にはWBC日本代表のスコアラーも務めた。現在は東京・足立区のフィールドフォースボールパーク2で野球スクール「Sou Baseball Clinic」を開講中。多くの中学生が集まり、名門高校へ送り出している。</p>
</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>三井康浩#1 「巨人でもV、侍ジャパンでもV　分析のプロ・三井康浩が伝説のスコアラーになるまで」</title>
		<link>https://www.athletegai.com/2024/03/11/heros-comeback5-1/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[athletegai]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 11 Mar 2024 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[HERO'S COME BACK～あのヒーローは今～]]></category>
		<category><![CDATA[巨人]]></category>
		<category><![CDATA[野球塾]]></category>
		<category><![CDATA[野球]]></category>
		<category><![CDATA[侍ジャパン]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[セカンドキャリア]]></category>
		<category><![CDATA[三井康浩]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.athletegai.com/?p=15946</guid>

					<description><![CDATA[野球 三井康浩 インタビュー セカンドキャリア 巨人 野球塾 侍ジャパン #2 侍ジャパンを世界一に導いた頭脳　忘れられないミーティングとイチローの決勝打#3 名選手を育てた分析のプロが指導者に　子どもたちに伝えていきた [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<div style="text-align: center;">
<ul>
<li style="background: #ec6d74; margin: 5px; display: inline-block; font-weight: bold; letter-spacing: 4px; width: 80px; padding-left: 5px; text-align: center;"><a style="color: #ffffff;" href="https://www.athletegai.com/tag/野球/">野球</a></li>
<li style="background: #ec6d74; margin: 5px; display: inline-block; font-weight: bold; letter-spacing: 4px; width: 100px; padding-left: 5px; text-align: center;"><a style="color: #ffffff;" href="https://www.athletegai.com/tag/三井康浩/">三井康浩</a></li>
<li style="background: #ec6d74; margin: 5px; display: inline-block; font-weight: bold; letter-spacing: 4px; width: 150px; padding-left: 5px; text-align: center;"><a style="color: #ffffff;" href="https://www.athletegai.com/tag/インタビュー/">インタビュー</a></li>
<li style="background: #ec6d74; margin: 5px; display: inline-block; font-weight: bold; letter-spacing: 4px; width: 200px; padding-left: 5px; text-align: center;"><a style="color: #ffffff;" href="https://www.athletegai.com/tag/セカンドキャリア/">セカンドキャリア</a></li>
<li style="background: #ec6d74; margin: 5px; display: inline-block; font-weight: bold; letter-spacing: 4px; width: 80px; padding-left: 5px; text-align: center;"><a style="color: #ffffff;" href="https://www.athletegai.com/tag/巨人/">巨人</a></li>
<li style="background: #ec6d74; margin: 5px; display: inline-block; font-weight: bold; letter-spacing: 4px; width: 90px; padding-left: 5px; text-align: center;"><a style="color: #ffffff;" href="https://www.athletegai.com/tag/野球塾/">野球塾</a></li>
<li style="background: #ec6d74; margin: 5px; display: inline-block; font-weight: bold; letter-spacing: 4px; width: 130px; padding-left: 5px; text-align: center;"><a style="color: #ffffff;" href="https://www.athletegai.com/tag/侍ジャパン/">侍ジャパン</a></li>
</ul>
<p><a href="https://www.athletegai.com/2024/03/18/heros-comeback5-2/"><span style="font-family: -apple-system, BlinkMacSystemFont, 'Segoe UI', Roboto, Oxygen-Sans, Ubuntu, Cantarell, 'Helvetica Neue', sans-serif; font-size: revert; color: blue; text-decoration-line: underline;">#2 </span><span style="font-family: -apple-system, BlinkMacSystemFont, 'Segoe UI', Roboto, Oxygen-Sans, Ubuntu, Cantarell, 'Helvetica Neue', sans-serif; font-size: revert; color: blue; text-decoration-line: underline;">侍ジャパンを世界一に導いた頭脳　忘れられないミーティングとイチローの決勝打</span></a><span style="text-decoration: underline; color: blue; margin-left: 30px;"><span style="color: #0000ff;"><a style="color: #0000ff; text-decoration: underline;" href="https://www.athletegai.com/2024/03/25/heros-comeback5-3/"><br />#3 名選手を育てた分析のプロが指導者に　子どもたちに伝えていきたい技術</a></span><br /></span></p>
</div>
<h5><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-16037 size-full" src="https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/03/第1回用三井氏.png" alt="" width="1568" height="1044" srcset="https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/03/第1回用三井氏.png 1568w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/03/第1回用三井氏-300x200.png 300w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/03/第1回用三井氏-1024x682.png 1024w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/03/第1回用三井氏-649x432.png 649w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/03/第1回用三井氏-768x511.png 768w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/03/第1回用三井氏-1536x1023.png 1536w, https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/03/第1回用三井氏-272x182.png 272w" sizes="(max-width: 1568px) 100vw, 1568px" /></h5>
<h5 style="border-bottom: 2px solid #ccc; margin: 2.4em 0 1em;"><span style="font-size: 15pt;">巨人と侍ジャパンを頂点に導いた分析のプロ　伝説のスコアラー・三井康浩の野球人生（インタビュー全3回） #1</span></h5>
<div style="border: 1px solid #c9c9c9; padding: 10px; background: #f2f2f2;">元巨人の外野手、スコアラーで2009年のWBCにも侍ジャパンのチーフスコアラーでもあった三井康浩氏は、多くの名選手にアドバイスを送ってきた。ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏や元巨人監督の高橋由伸氏、現監督の阿部慎之助氏らが信頼を寄せた。今は指導者として野球に関わっている。三井氏にこれまでを振り返ってもらった（第1回）</div>
<div> </div>
<div>
<p><span class="s2">■伝説のスコアラーと呼ばれた三井康浩氏の歩み</span></p>
<p>　三井氏は島根・出雲西高から1978年にドラフト外で巨人に入団。しかしプロ入り6年目、健康診断で腎臓疾患であることが判明し、現役を引退することになった。</p>
<p>「将来を夢見て、プロ野球の世界に飛び込んだのですが、目標がなくなってしまいました。まだ23歳です。その年のオフ、チームの仕事を手伝って欲しいと球団からオファーを受けました」</p>
<p>　最初の仕事は2軍のチーフマネージャー。その後、スコアラーを任されることに。スコアラーとは野球の試合を見て、分析や情報収集をする仕事。当時はピンと来なかったが、このオファーが三井氏の人生を変えた。</p>
<p>「ベンチの中にスコアラーがいることは今でも当たり前になっていますが、私にとってレジェンドのような存在だったのが小松俊広さんという方です。小松さんに学びながら、スコアラー人生がスタートしました」</p>
<p>　球場に行って、ビデオを回しながら、相手チームのことを分析する。気づいたことをメモに書き記した。対戦カードの一つ、二つ前のチームのデータをチームに付いている別のスコアラーに提出し、それに基づき、選手たちが試合前にミーティングをする。</p>
<p>「そのうち、成果が認められて、チーム付きのスコアラーになりました。本拠地も遠征も全て1軍選手たちと一緒です。データをまとめて、監督やコーチ、選手に伝えるのが主な仕事なのですが、これがしんどかったですね」</p>
<p>　自分自身は選手として1軍の経験がないため、試合前にどのようなミーティングをしていたかなどはわからない。迎えた公式戦。当時は篠塚利夫氏（和典）や中畑清氏、原辰徳氏らスター選手が巨人には在籍していた。</p>
<p>「全く選手たちに聞いてもらえなかったんです。結果を残している選手が私の話を聞くはずがないですよね…」</p>
<p>　途方に暮れていても仕方がない。三井氏は先輩スコアラーでもある小松氏に聞いた。どうすれば、選手たちは聞いてくれますか？</p>
<p>「選手がお前の話を聞いてくれないのは、聞いてくれるような内容じゃないからだ。選手が聞いてくれるようなミーティングをしないといけない、というようなことを言われました。厳しい言葉でしたが、選手が知らない、自分しか知らないことを集めてこないといけないんだ！と決意しましたね」</p>
<p><span class="s2">■長嶋茂雄（巨人終身名誉監督）が2度目の指揮で転機<br /></span></p>
<p>　先乗りスコアラーからやり直して、徹底的にデータを集めることにした。日本一のスコアラーになることを目指し、再スタート。“研修”には長い時間がかかったが、少しずつ、ミーティングの内容が認められるようになってきた。</p>
<p>「私が入団した当初は長嶋茂雄監督だったのですが、そのミスターが2度目の監督を1993年から務めることになりました。その少し前からチーム付きスコアラーに戻っていたので、一緒に戦うことになりました」</p>
<p>　多くの野球ファンが知る1994年の「10・8」決戦。勝った方がリーグ優勝という中日戦。シーズン後半、チームが打撃不振に陥り、失速していたのは明らかだった。</p>
<p>「中畑清さんが打撃コーチだったのですが、なかなか打開策が出ない状況でした。すると、あの試合の前に私主導でミーティングをするように指示を受けたのです」</p>
<p>　コーチを差し置いて、スコアラーという裏方が選手たちに指示を出すのは慣例になかった。三井氏は相手エースの今中慎二投手の変化球の癖を盗んでおり、それを選手に伝えた。松井秀喜氏や落合博満氏を中心とした打線が奮起し、試合に勝利。見事、優勝を飾ったのだった。</p>
<p>「その頃くらいから、スコアラーの地位が上がってきました。長嶋監督からはベンチにいなさいと、試合中にベンチに入ることになったのです。ゲームの中で相手を分析して、選手に気づいたことをすぐに伝えるようになりました」</p>
<p>　当時、巨人のベンチには松井秀喜氏がいた。長嶋監督と松井氏が暗闇の中で素振りをしていた話は有名だが、実は三井氏もその部屋に呼ばれたことがある。</p>
<p>「長嶋監督は松井選手の素振りの音でいいスイングか悪いスイングかを判断できていたんです。最初は全く違いがわからなかったんですが……」</p>
<p>　三井氏は松井氏に「本当に違いがあるの？」と尋ねた。すると「それがね…当たっているんですよ」と松井氏が納得したスイングと、ミスターが良い音とする瞬間がマッチしていると伝えられ、驚いた。</p>
<p>「いい音がしたと言われた時は、振り抜けた感じがあるんですと言っていました。すると次第に私もわかるようになってきたのです。いい音は“ピュッ”と高い音。悪いときは“ブーン”と。音が鳴る場所も違う。いい音がするときの場所はいつも決まっていましたね」</p>
<p><span class="s2">■高橋由伸、阿部慎之助の成功の裏にも三井氏の存在があった</span></p>
<p>　1998年から2015年まで巨人の主軸打者として活躍した高橋由伸氏とは“二人三脚”でフォームを作ってきた。練習量の多さに驚かされてきた。</p>
<p>「ホームゲームの場合、私の自宅に寄って打撃フォームなどをチェックしてから東京ドームへ向かうことが習慣になっていました。試合後も頻繁にきていましたね」</p>
<p>　グラウンドでも試合前の打撃練習でトスを上げる場面もよく見られた。2人にとって思い出の試合は2007年の開幕戦、敵地での横浜との先頭打者アーチ。前夜、話し合って、相手エースの三浦大輔投手（現DeNA監督）の外角スライダーを狙うことを決めた。</p>
<p>「初球からガンガン打っていくタイプですが、緊張しやすいタイプでもあります。初球の球種がわかれば、気が楽になると思い、前日までに決めました。三浦君は初球でストライクが欲しいはずなので、積極的な高橋君には、真っ直ぐはない。左打者の外、スライダーできっとくるとね」</p>
<p>　見事にハマり、このシーズンでは35本塁打を記録し、チームもリーグ優勝を果たした。他にも阿部慎之助氏へは入団当初から助言し、大打者へ礎を築いた。</p>
<p>「阿部選手は本当に身体が柔らかい。関節という関節が全部、柔らかいんです。ハンドワーク、ボールをとらえる感性は素晴らしいものがありました。性格的にも小さいことは気にしないですし、明るいし、全然、物怖じもしない。打者にとってはいい要素をたくさん持っていました」</p>
<p>　これまでも多くの巨人の偉大な打者を見てきたが、阿部氏が松井氏や高橋氏より優れているものがあるという、</p>
<p>「ボールへの対応力ですね。内外角のさばき方は素晴らしかった。厳しいところをつかれても、払い打ちができました。その部分に関しては一番能力が高かったですね」</p>
<p>　巨人で長く、スコアラーとして従事した男を一番高く評価していたのは原辰徳前巨人監督だった。2009年、三井氏は原監督とともに侍ジャパンの一員として戦うことになる。</p>
</div>
<div> </div>
<div>（第2回に続く）</div>
<div style="border: 1px solid #8c8c8c; padding: 10px; background: #ffffff; min-height: 170px;"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-15850 size-full" style="width: 150px; margin: 30px 0;" src="https://www.athletegai.com/wp-content/uploads/2024/02/三井康浩さんプロフィール用写真-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" /><br /><strong><span style="font-size: 22px;">三井康浩（みつい・やすひろ）</span></strong>
<p>1961年1月19日、島根県出身。出雲西高から78年ドラフト外で巨人に入団。85年に引退。86年に巨人2軍サブマネジャーを務め、87年にスコアラーに転身。02年にチーフスコアラー。08年から査定を担当。その後、編成統括ディレクターとしてスカウティングや外国人獲得なども行った。2009年にはWBC日本代表のスコアラーも務めた。現在は東京・足立区のフィールドフォースボールパーク2で野球スクール「Sou Baseball Clinic」を開講中。多くの中学生が集まり、名門高校へ送り出している。</p>
</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
	</channel>
</rss>
